TOEIC®L&RテストのPart6に苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。
Part6は、Part5とPart7の両方の要素を持つパートなので、
「得点するのが難しい」「解き方のポイントが知りたい」と思っている方も多いでしょう。
そこで今回は、TOEIC®L&RテストのPart6について詳しくお伝えします。
出題傾向や効果的な学習法のほか、よく出る問題をタイプごとに解説しますので、Part6に対する理解が深まり、スコアアップにつながるでしょう。
また、たった2ヶ月という短期間で目標スコアを目指せる、おすすめのオンライン形式型の学習プログラムもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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Part6ではどんな問題がでるのか?解答のポイントは?
Part6以外のパートでも言えることですが、出題傾向を理解せずに闇雲に学習を進めると、効率よく対策を進められない可能性があります。
そのため、まだPart6の問題の特徴を把握していない方は、以下の表を確認し、出題傾向をしっかりと理解しておきましょう。
語彙問題(Part 5で出題されるような問題) | 約6問 |
センテンス問題(文を選択する問題) | 約4問 |
文法問題(Part 5で出題されるような問題) | 約3問 |
時制問題(過去形、現在形、未来形など) | 約2問 |
つなぎ言葉問題(文脈を理解した上で接続詞などを選ぶ) | 約1問 |
Part 6は、長文のなかに4つの空欄があり、各空欄に入る最も適切な選択肢を選ぶ長文穴埋め問題で、16問出題されます。
文章の長さは異なるものの、Part5の短文穴埋め問題と似た問題形式です。
また長文といっても、Part7で出題されるほど長い文章ではありません。
以下は「書き込みドリル」にあるPart6のテスト形式の練習問題ですが、本番でも以下のような問題が出題されます。
なお、Part6の問題を解く際は、選択肢を先読みしておくことがポイント。
選択肢を読んで問題のタイプを見極めます。
さらに、TOEIC®L&Rテストはご存知のように、最後まで解ききるのが難しい試験なので、答えが分からないと判断したら、適当にマークして次の問題に進むようにしましょう。
Part6対策の効果を高めるため学習法
ドリルや公式問題集の問題を解き終えたら、長文を最初から最後まで意味を把握しながら読むトレーニングをしましょう。
その際、各段落の意味を理解することや、冒頭では概要が、次に詳しい説明が書かれていることを確認しつつ、読み進めるのがポイントです。
このように、文章のストーリーを理解しながら読む訓練をすることで、読解力が強化されます。
また時間を計り、文章の内容を理解しつつも、速く読むトレーニングも行ってみてください。
速読力が鍛えられるだけでなく、文章中にある慣用表現も身につきます。
上記のトレーニングに加え、多読もおすすめの学習法です。
速読力やリスニング力がアップするほか、語彙力や文法力も養えます。
多読の効果については、以下のPart7の記事にて紹介しています。
また、前述したとおり、Part6ではPart5で出される問題と、似たような問題も出題されるので、まずはPart5の基礎の部分をしっかりと理解することも大事。
Part5については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
Part6に出題される問題をタイプごとに解説
つづいて、Part6に出題される問題をタイプごとに解説していきます。
文法問題
Part6で出題される時制問題と代名詞問題の文法問題と、語彙問題のほとんどは、空欄のある1文のみを読むだけでは、解答が分かりません。
そのため、時制問題、代名詞問題、語彙問題であると特定できたら、複数の文章を読んで前後の文脈を把握する必要があることを、覚えておいてください。
時制問題を解く際は、空欄のある文章以外の文章も読み、過去・現在・未来のいつの動作かを読み取ります。
代名詞問題は、They / He / You が一体誰なのか、何を指しているのかを確認しつつ、文章を読んでいきましょう。
語彙問題については、前後の文脈を理解するのが、解き方のコツです。
また、TOEIC®L&Rテストに頻出の単語・フレーズがまとめられた単語帳などを使って、語彙力の強化にも努めましょう。
つなぎ語
つなぎ語とは「しかし」や「さらに」など、話の展開を表す言葉です。
つなぎ語を一部以下にまとめました。
- 逆説・対比:however(しかし)/nevertheless(それでも)/nonetheless(それでも)
- 理由・結果:therefore(そのため)/thus(それゆえ)/as a result(結果として)/ consequently(その結果)
- 情報の追加:additionally(さらに)/moreover(さらに)/in the meantime(その間に)
- 代案:alternatively(もしくは)
- 条件:otherwise(さもなければ)
選択肢に上記のつなぎ語が並んでいたら、空欄のある文章の前後も読み取り、内容を理解して解くようにしましょう。
文選択問題
文選択問題も同様に、前後の文脈を読み取って解答しなければなりません。
文章の初めの方に空欄がある場合、文全体の要点を述べている文章が、答えとなることがあります。
長文の最後の文章に空欄がある場合は、結びの言葉が入るケースが多いことも、ぜひ覚えておいてください。
なお、文選択問題は解答するのに時間がかかります。
取り掛かってみて答えが分からなさそうと思ったら、適当にマークして次の問題に移るのが良いでしょう。
そして、最後の問題まで解き終えたら、残りの時間を使って解くようにしてみてください。
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カリキュラムの監修者は、TOEIC®L&R対策の著書を多数持つ人気講師の早川幸治先生です。
Part6は、初心者の方は約12分、中級者以上の方は約10分での解答を目指すパートですので、やはり速読力を養う必要があります。
本プログラムでは、時間を計測しながら速く読むトレーニングと、大量の英文に触れる多読トレーニングにより、速読力と読解力を強化。
さらに、覚えやすい仕掛けが施されているため、単語の暗記が苦手な方に特におすすめの教材、「Database TOEIC® L&Rテスト最強 単語&フレーズ」を活用し、長文問題攻略の際に必須の語彙力も鍛えます。
レッスン担当は日本人講師なので、解説を読むだけでは解答が分からない問題や、難しい文法について日本語で質問ができます。
独学とは違って、疑問・不明点を即座に解決できるのが良いですね。
なお、KIRIHARA Online Academyでは無料体験レッスンを実施しています。
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