就職や昇進のために、TOEICの勉強をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
TOEICの勉強をしていると、気になることがTOEICの受験頻度です。
本記事では、TOEICのおすすめの受験頻度をご紹介します。
おすすめのTOEICを受ける頻度は人による
どのくらいのペースでTOEICを受ければよいのかは、受験する人の状況によって異なります。毎月受験した方がよい人もいれば、年1回の受験で十分な人もいます。
具体例とともに、おすすめの受験頻度をご紹介します。
毎月受験がおすすめの人
毎月受験がおすすめの人は、就職活動や昇格試験などで、スコアを取得するまでの期限が迫っている人です。受験機会を増やすことで、目標のスコアを取得できる確率が上がるからです。
なぜなら、TOEICは試験によって問題の相性の良し悪しがあります。毎月受験していると、自分と相性の良い問題に当たって、スコアが伸びることがあります。
じっくり時間をかけて勉強する余裕がない方は、とにかく受験機会を増やすことをおすすめします。
3~4か月に1度の受験がおすすめの人
3~4か月に1度の頻度がおすすめの人は、TOEICの勉強をしているけれども、具体的な期限はない人です。
例えば、将来のためにTOEICを勉強している、英語学習の一環としてTOEICを勉強しているような方です。
期限があるわけではないので、毎月受験する必要はありません。
TOEICを一度受験したら、2~3か月しっかり勉強して、次のTOEICに挑むことをおすすめします。試験と試験の間に十分な勉強時間を設けることで、スコアアップが期待できるからです。
毎月受験の場合は、試験が終わったらまたすぐ試験がやってきますので、気を抜く暇がありません。
しかし、3~4か月に1度の受験であれば、試験後に少し休むこともできます。
試験と試験の間に休憩を入れることで、短期で燃え尽きてしまわず、長期的にTOEICに取り組むことができます。
年1回の受験がおすすめの人
年1回のTOEIC受験がおすすめの人は、すでに目標スコアは取り終わっている人です。
目標スコアをすでに取り終わっているのに、なぜまたTOEICを受けるのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。この場合のTOEICを受ける目的は、2つあります。
1つ目は、自分の英語力をチェックするためです。
英語は使わないと忘れてしまうものです。年に1回TOEICを受けることで、自分の英語力をチェックすることができます。
スコアが大幅に下がっているようであれば、再度勉強をし直します。定期的に英語力をチェックすることで、英語力の維持に繋がります。
2つ目は、いつでも提出できるスコアを持っておくためです。
TOEICに有効期限はありません。しかし、提出先によっては「2年以内に取得したスコア」などの条件を設けている場合があります。
希望の条件の求人を見つけた、社内公募で海外勤務の募集があったなど、チャンスが急にめぐってくるかもしれません。
そんな時に、最新のTOEICスコアがあれば、すぐにチャンスを掴むことができます。
TOEICを頻繁に受けるメリット3選
TOEICを頻繁に受けることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットを3つご紹介します。
①学習のモチベーションを維持できる
1つ目は、学習のモチベーションを維持できることです。
頻繁にTOEICを受けることで、勉強した成果がすぐに次の試験のスコアに反映されます。自分の英語学習の進捗が可視化されるので、モチベーションを保ちやすくなります。
また、試験と試験の間を短くすることで、中だるみを防ぐ効果もあります。
②試験に慣れる
2つ目は、試験の問題や雰囲気に慣れることです。
初めて受けるTOEICはとても緊張しますよね。焦ってしまってリスニングが全然聞き取れなかったり、リーディングの時間配分が上手くいかず最後まで解けなかったりします。
頻繁にTOEICを受けることで試験慣れし、落ち着いて試験に挑めるようになります。
参考までに、国際ビジネスコミュにケーション協会(IIBC)の発表しているデータを見てみましょう。
TOEICを3回以上受験している人は、はじめて受験する人に比べて、平均点が84点高くなっています。
TOEIC L&R 受験回数 | 受験者割合(%) | リスニング平均 | リーディング平均 | トータル平均 |
3 回以上 | 37.2 | 356 | 295 | 650 |
2 回 | 11.7 | 334 | 275 | 609 |
1 回 | 18.8 | 323 | 265 | 587 |
なし | 32.2 | 310 | 256 | 566 |
出典:2022 REPORT ON TEST TAKERS WORLDWIDE
試験の回数を重ねることで、TOEICのスコアは徐々に上がってきます。
③相性の良い問題に当たる確率が上がる
3つ目は、相性の良い問題に当たる確率が上がることです。
TOEICは、試験回によって難易度に差はありません。しかし、問題との相性はあります。
もし年1回だけTOEICを受験する人が、年2回に回数を増やしたとすると、相性の良い問題に当たる確率は単純計算で2倍になります。
頻繁にTOEICを受けることでチャンスが広がります。
TOEICを頻繁に受けるデメリット3選
TOEICを頻繁に受けることで、デメリットはあるのでしょうか。
主なデメリットを3つご紹介します。
①お金がかかる
1つ目は、お金がかかることです。
TOEICの受験料は、7,810円(税込)です。
毎月1回TOEICを受け続けると、年間93,720円かかります。
安い金額ではないので、受験料が無駄にならないようにしっかり対策した上で試験に挑みたいですね。
また、TOEICはリピート受験割引制度がありますので、頻繁に受ける方は利用してみてください。
②日曜日が約半日潰れる
2つ目は、日曜日が約半日潰れることです。
TOEICの試験時間は2時間ですが、受付から解散まで含めると約3時間かかります。
さらに、会場までの往復の移動時間や、出かけるための支度の時間も含めると、約半日が試験のために潰れてしまいます。
せっかくの休日がTOEICの試験となると、少し憂鬱になるかもしれませんので、なにか楽しい予定を合わせていれることをおすすめします。
例えば、受験会場近くの飲食店を開拓する、試験後に友人と会う約束をするなどです。
また、TOEIC IPテスト(オンライン)であれば、公開テストの約半分の時間で試験が終了します。会社や学校がTOEIC IPテスト(オンライン)を導入している場合は、IPテストの受験も検討してみてください。
③思ったよりスコアが伸びない
3つ目は、思ったよりスコアが伸びないことです。
試験までの勉強時間が短くなるため、スコアが思ったよりも伸びないことがあります。
勉強しているのに、スコアが上がらないのは悲しいですよね。
それでも、コツコツ勉強を続けていくことで目標スコアにいつか辿り着きます。諦めずに継続していくことが大切です。
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本記事では、TOEICのおすすめの受験頻度についてご紹介しました。
受験機会が増えれば増えるほど、目標スコアを取得できる確率が上がります。
しかし、TOEICの受験はお金も時間もかかるので、できるだけ少ない受験回数で目標スコアを取得したいですよね。
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