英検®は子どもから大人まで、幅広い年代の方たちが受験する英語の試験です。
英語を学んでいる方のなかには、TOEIC®L&Rテストのほか、英検®の受験に興味がある方もいるでしょう。
そこで今回は、英検®学習のメリットについて詳しく解説します。
2022年度の英検®の試験日程や受験料に関する情報のほか、英検®対策におすすめのオンラインレッスンもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
英検®の試験日程
2022年度に実施される予定の英検®試験日程(本会場)は以下のとおりです。(※1)
◇第1回検定
申し込み期間:4月1日(金)~5月6日(金)
1次試験 | 試験日程 | 合否発表(ウェブ) | 成績表必着日 |
6月5日(日)【全級】 | 6月20日(月) | 6月28日(火) | |
2次試験 | 7月3日(日)【全級】 | 7月12日(火) | 7月19日(火) |
7月10日(日)【2・3級】 | 7月19日(火) | 7月26日(火) | |
7月17日(日)【1・準1級】 | 7月26日(火) | 8月2日(火) |
◇第2回検定
申し込み期間:8月1日(月)~9月8日(木)
1次試験 | 試験日程 | 合否発表(ウェブ) | 成績表必着日 |
10月9日(日)【全級】 | 10月24日(月) | 11月1日(火) | |
2次試験 | 11月6日(日)【全級】 | 11月15日(火) | 11月22日(火) |
11月13日(日)【2・3級】 | 11月22日(火) | 11月29日(火) | |
11月23日(水)【1・準1級】 | 12月2日(金) | 12月9日(金) |
◇第3回検定
申し込み期間:11月1日(火)~12月15日(木)
1次試験 | 試験日程 | 合否発表(ウェブ) | 成績表必着日 |
1月22日(日)【全級】 | 2月6日(月) | 2月14日(火) | |
2次試験 | 2月19日(日)【全級】 | 2月28日(火) | 3月7日(火) |
2月26日(日)【2・3級】 | 3月7日(火) | 3月14日(火) | |
3月5日(日)【1・準1級】 | 3月14日(火) | 3月22日(水) |
準会場の試験日程につきましては、英検®の公式サイトでご確認ください。
●英検®の2022年度の試験日程:https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/#v2-tab1
※1参考元:日本英語検定協会「受験案内」
英検®に関する最新情報
ここでは、英検®の志願者数や受験料に関する最新情報をお伝えします。
志願者数
日本英語検定協会の公式サイトで発表されている英検®の志願者数(2016年度~2020年度)は、以下のとおりです。(※2)
- 2020年度:3,678,161人
- 2019年度:3,924,841人
- 2018年度:3,855,068人
- 2017年度:3,659,737人
- 2016年度:3,393,520人
2016年度から2019年度までは志願者数が増加し続けていますが、2020年度では減少しています。
これはコロナの影響で実施予定だった試験が、中止になったせいでしょう
また、受験したかったけれど、コロナのこともあり、受験を控えた方もいると思います。
志願者数は2016年度からずっと増えていましたので、コロナが落ち着き次第、また多くの方が英検®を受験し始めるのではないでしょうか。
※2参考元:日本英語検定協会「受験の状況」
受験料
英検®の受験料は、2019年から3年連続で値上がっていたのですが、2022年度からは値下げされました。
本会場で試験を受ける場合の受験料は、以下のとおりです。(※3)
- 1級:11,800円(税込)
- 準1級:9,800円(税込)
- 2級:8,400円(税込)
- 準2級:7,900円(税込)
- 3級:6,400円(税込)
- 4級:4,500円(税込)
- 5級:3,900円(税込)(※2)
準会場で受験する場合の受験料については、英検®の公式サイトでご確認ください。
●2022年度の検定料:https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/
※3参考元:日本英語検定協会「受験案内」
英検®を学習する5つのメリット
ここでは、英検®を学習するメリットについて解説します。
受験や単位認定に使える
英検®は中学、高校、大学の受験で活用できます。
入試試験で英検®が使える学校数は以下のとおりです。(2022年5月時点)(※4)
- 中学校:68校
- 高校・高等専門学校:253校
- 大学:421校
受験の際に英検®を出願資格として活用したり、試験免除や判定を優遇してもらえたりすることもあります。
たとえば、東京大学では一部の学部で出願資格や判定優遇・合否参考として英検®を使うことが可能。
京都大学の一部の学部でも、英検®の2級、準1級が出願資格として使えます。
また、受験のほか単位認定、入学金や学費の免除、内申点の加算などに英検®が使えるケースもあるので、学生におすすめの試験といえるでしょう。
※4参考元
- 日本英語検定協会「受験・進学に「効く」!中学英検入試活用校検索」
- 日本英語検定協会「受験・進学に「効く」!高校・高専英検入試活用校検索」
- 日本英語検定協会「受験・進学に「効く」!大学・短大・専門英検・TEAP・IELTS入試活用校検索」
就職や転職に役立つ
英検®は認知度の高い試験なので、就職や転職の際も役立ちます。
ただし、英検®2級で高校卒業程度のレベルなので、それ以下はアピールにらないでしょう。履歴書に書きたい場合は、2級以上の取得を目指してください。
英語を使う仕事に活かせる
英語を使う仕事にも英検®が活かせます。
英語を使う仕事とそのレベルを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 英検®2級レベル:観光地の接客、添乗員、貿易会社での事務など
- 英検®2~準1級レベル:貿易事務、ホテルの従業員など
- 英検®準1級:総合商社や外資系企業の社員など
- 英検®1級:通訳、翻訳など
英語を使う職種を希望する場合、準1級以上を取得しておくと就職を有利に進められるといわれています。
そのため、英語を仕事に活かしたい方は、準1級以上の合格を目指すと良いでしょう。
ステップアップしながら英語力を身につけられる
英検®はTOEIC®L&Rテストとは異なり、受験級が7つのレベルに分けられており、級ごとに試験内容が違います。
そのため、準2級から2級、2級から準1級といった形で、自分の英語力に合う級を受験することが可能。
自分のレベルに合う級から勉強し、しっかり基礎固めを行い、少しずつステップアップしながら英語力を高められます。
そのため、英語力に自信のない方は、TOEIC®L&Rテストよりも英検®の方が対策しやすいでしょう。
4技能を総合的に鍛えられる
英検®は聞く、読む、話す、書くの4技能を総合的に身につけられる試験です。
TOEIC®にも話す力と書く力を測定するテスト(S&Wテスト)がありますが、あまり受験者数が多くありません。
したがって、4技能をバランスよく学習したい方はもちろんですが、英語を話す力と書く力が求められる仕事に就きたい方も、英検®を受験すると良いでしょう。
オンラインレッスンで対策をして英検®合格を目指そう!
英検®は中学、高校、大学の受験や単位認定にも活用できるので、学生にとって役立つ資格であることが分かりました。
就職や転職の際にも使えたり、4技能をバランスよく習得できたりすることから、社会人の方にもおすすめです。
しかし、英語が苦手な方や初心者のなかには、一体何から勉強し始めれば良いか分からず、困っている方もいることでしょう。
ライティングやスピーキング対策をする際も、独学では間違いを訂正してくれる人がいないので、対策しづらいです。
そのため、自宅学習にオンラインレッスンを組み合わせることをおすすめします。
KIRIHARA Online Academyでは、英検®の指導に最適な日本人講師がレッスンを担当しますので、分からないところがあれば日本語で質問することができ、効率的な勉強法も教えてもらえます。
また、講師と一緒に学習するので、間違いを修正しながらライティングやスピーキングの対策が行えます。
オンラインレッスンなので通学する必要がなく、スキマ時間を活用して英検®対策ができるのも魅力。
KIRIHARA Online Academyでは無料体験レッスンを実施していますので、英検®対策ができるオンラインレッスンが気になる方は、ぜひお気軽に受講してみてください。
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