英会話力の証明として履歴書に記載されることが多い英検。
どのくらいのレベルから有効的なスキルとして活用できるのでしょうか？
履歴書では英検2級以上が求められる
ビジネスで問題なく英語を話せるレベルとしては2級以上が求められます。場合によっては準2級以下についても評価の対象となることもありますが、日常会話で必要な英会話レベルを上回るスキルを示すには2級以上が対象となります。
英検の各級のレベル
理解できるとされている英語のレベルはそれぞれ検定のサイトにて定義されています。英検は5級から1級まで7段階あります。
| 級 | 理解できるとされている程度 | 目安 |
|---|---|---|
| ５級 | 初歩的な英語 | 中学初級 |
| ４級 | 簡単な英語 | 中学中級 |
| ３級 | 身近な英語 | 中学卒業 |
| 準２級 | 日常生活に必要な英語 | 高校中級 |
| ２級 | 社会生活に必要な英語 | 高校卒業 |
| 準１級 | 社会生活で求められる英語 | 大学中級 |
| １級 | 広く社会生活で求められる英語 | 大学上級 |
こちらを見るとビジネスの現場で求められる英語力が2級以上となることがイメージできるかと思います。
履歴書の記載で求められるのは？
企業が求職者に英語スキルを求めている場合
- 海外スタッフとのコミュニケーション
- 取引先企業が英語圏
- 客層が英語圏在住
といったことが考えられます。その為、仕事に支障がない英語力を持ち合わせていることを企業側に示す必要があります。
求人票に「英検●級以上の英語力」のように明記されている場合もあるので事前にしっかりチェックしましょう。
もちろん、1級に近づくほど良いですが、日常会話程度のレベルで業務に支障がない企業もあります。もし準2級、3級の資格を持っている場合は企業の特徴やサービス内容を調べた上で記載してみるのも良いかもしれません。
履歴書に英検を記載するときのポイント
履歴書には正式名称で
「実用英語技能検定試験 ●級」
と記載しましょう。また、資格取得年月は発行される証明書を元に記載を進めます。
後に合格証明書の提出を求められる場合もあるので、曖昧な記憶に頼らずしっかり確認することが重要です。
なお、英検はTOEICと異なり証明の有効期間が限定されていません。自信を持って記載しましょう。
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