IELTS対策

IELTSリスニング対策|聞き取れない原因とスコアを伸ばす勉強法

IELTSリスニングでスコアを伸ばすには、「聞き取れない」原因を見つけ、自分の課題に合った対策を行うことが大切です。本記事では、語彙不足・音の認識・処理速度・問題形式の4タイプに分けて勉強法を解説し、KIRIHARA Online AcademyのIELTS™対策コースもご紹介しています。

💬「IELTSの音声が速くて、途中からついていけない」
💬「スクリプトを読めば分かるのに、音声になると聞き取れない」
💬「英語は聞こえているはずなのに、なぜか問題を間違えてしまう」

IELTSのListening対策で大切なのは、ただ英語をたくさん聞くことではありません。

まず考えてほしいのが、
「自分はなぜ聞き取れないのか?」
ということです。

一口に「Listeningが苦手」といっても、知らない単語が多い人と、単語は知っているのに音として認識できない人では、必要な勉強が違います。

また、英語そのものは聞き取れているのに、IELTSの問題形式に慣れていないためスコアにつながっていないケースもあります。

この記事では、IELTS Listeningで伸び悩む原因を4つのタイプに分け、それぞれに合った勉強法を解説します。

もくじ
  1. IELTS Listeningが聞き取れない4つのタイプ
  2. TYPE 1|音は聞こえるけれど単語の意味が分からない
  3. TYPE 2|読めば分かるのに、聞くと分からない
  4. TYPE 3|聞き取れるのに意味の処理が追いつかない
  5. TYPE 4|聞けているのにIELTSの問題に正解できない
  6. IELTS Listeningは「聞き流す」だけで伸びる?
  7. IELTS Listeningのおすすめ学習サイクル
  8. 基礎力が足りないならIELTSの音声だけにこだわらなくていい
  9. IELTS Listeningでやってしまいがちな勉強法
  10. IELTS Listeningのスコアを伸ばすなら「聞けない原因」を見つけよう
  11. KIRIHARA Online Academyでは基礎からIELTS Listeningを対策
  12. まとめ|IELTS Listeningは「たくさん聞く」前に原因を確認しよう

IELTS Listeningが聞き取れない4つのタイプ

まず、自分がどのタイプに近いか確認してみましょう。

TYPE 1|語彙不足

音は聞こえても、単語の意味が分からない

→ 語彙+例文+音声で覚える

TYPE 2|音を認識できない

読めば分かるのに、聞くと分からない

→ スクリプト確認+音読+リピーティング+ディクテーション

TYPE 3|処理速度が追いつかない

一文ずつなら分かるのに、考えているうちに次の英文へ進んでしまう

→ 意味を理解した英文の音読・反復+まとまりで聞く練習

TYPE 4|IELTS形式への不慣れ

内容はある程度聞き取れているのに、問題に正解できない

→ 問題形式の理解+設問確認+実践演習

大切なのは、
「Listeningが苦手だから、毎日英語をたくさん聞こう」
だけで終わらせないことです。

まずは、自分がどこで止まっているのかを見つけましょう。

TYPE 1|音は聞こえるけれど単語の意味が分からない

英語の音自体は聞こえている。

でも、
「今の単語は何だろう?」
「聞こえたけれど、意味が分からない」
という場合は、語彙力が原因かもしれません。

知らない単語は、当然ながら聞き取って意味を理解することも難しくなります。

Readingなら文章の前後を見ながら考える時間がありますが、Listeningでは音声が次々と進んでいきます。

そのため、聞こえた単語の意味をすばやく理解できる状態を作ることが大切です。

単語は「文字だけ」で覚えない

Listening対策として語彙を増やすなら、
単語を見る → 意味が分かる
だけでなく、
単語を聞く → 意味が分かる
状態を目指しましょう。

単語を覚えるときに発音も確認し、できれば例文の音声なども活用します。

また、IELTSの問題演習で知らない単語が出てきた場合は、
「意味を調べて終わり」
ではなく、実際にどのように発音されていたのかも聞き直してみましょう。

語彙を「読める単語」から「聞いて分かる単語」へ変えていくことが重要です。

TYPE 2|読めば分かるのに、聞くと分からない

Listeningで非常に多いのが、
「スクリプトを見ると簡単なのに、音声では分からなかった」
というケースです。

例えば音声を聞いたときにはほとんど理解できなかったのに、スクリプトを見ると、
「全部知っている単語だった」
ということがあります。

この場合、語彙や文法の知識ではなく、英語の音を正しく認識できていない可能性があります。

英語は、文字で見たときに想像している音と、実際の会話で聞こえる音が必ずしも同じとは限りません。

単語同士がつながったり、音が弱くなったりすることで、知っている単語でも聞き取れないことがあります。

聞き取れなかった場所を特定する

このタイプでは、同じ音声をただ何度も流すだけではなく、
どこが聞き取れなかったのか
を確認することが大切です。

音声を聞く。
聞き取れなかった部分を確認する。

スクリプトを見る。
意味を理解する。
もう一度音声を聞く。

そして、自分でも声に出してみます。

こうすることで、
文字として知っている英語と、実際の音を結びつける
練習ができます。

音読・リピーティング・ディクテーションを取り入れる

スクリプトの内容を理解したら、音読やリピーティングにも取り組んでみましょう。

音声を聞き、聞こえた英文を書き取るディクテーションも、自分が聞き取れていない場所を見つける方法の一つです。

すべての英文を毎回書き取る必要はありません。

特に聞き取れなかった部分に絞って取り組むだけでも、自分の弱点を確認できます。

TYPE 3|聞き取れるのに意味の処理が追いつかない

一文ずつ音声を止めれば意味が分かる。
スクリプトを見ても難しい英文ではない。
それなのに、長い音声になると途中から分からなくなる。

この場合は、英語を理解する処理速度に課題がある可能性があります。

例えば一つの英文を聞いて、

「今の単語は○○だから……」
「この文法は……」
「つまり日本語にすると……」

と考えている間にも、音声は次へ進んでいきます。

その結果、
一つ前の英文を考えているうちに、次の英文を聞き逃す
という状態になります。

一文ずつ日本語に訳さない

Listeningでは、聞こえてきた英文をすべて日本語に訳してから理解しようとすると、処理が追いつかなくなることがあります。

そこで、意味を理解した英文を使って音読やリピーティングを繰り返します。

重要なのは、ただ音をまねすることではありません。

英文の意味を理解した状態で、英語の語順のまま内容を追う
ことを意識します。

最初は短い英文から始め、少しずつ長いまとまりを聞けるようにしていきましょう。

TYPE 4|聞けているのにIELTSの問題に正解できない

「音声の内容はだいたい理解できたのに、問題を間違えた」

という場合は、Listening力そのものではなく、IELTS形式への慣れが不足している可能性があります。

IELTS Listeningでは、ただ会話や説明を理解するだけではなく、問題で求められている情報を聞き取る必要があります。

そのため、
「何について聞かれるのか」
「どのような情報を聞き取る必要があるのか」
を意識しながら音声を聞くことも重要です。

問題を解く前に設問を確認する

問題演習では、設問を確認できる時間を活用し、
「これから何を聞き取ればいいのか」
を整理しておきましょう。

ただし、設問を先に見るだけでListening力そのものが上がるわけではありません。

英語を聞き取る基礎力があることを前提に、IELTS形式に対応するための実践力を身につけるイメージです。

IELTS Listeningは「聞き流す」だけで伸びる?

英語の音声に触れる時間を増やすこと自体は悪いことではありません。

しかし、
「毎日英語を聞き流していれば、自然とIELTS Listeningができるようになる」
とは限りません。

例えば、知らない単語ばかりの英文を聞いている場合。

何度聞いても、知らない単語の意味が突然分かるようになるわけではありません。

読めば分かるのに音を認識できない場合も同じです。

聞き取れなかった部分を確認せずに音声を流し続けても、同じ場所を聞き取れないままになる可能性があります。

Listening学習では、
聞く → 分からなかった場所を確認する → 原因を調べる → 練習する → もう一度聞く
というサイクルを作りましょう。

IELTS Listeningのおすすめ学習サイクル

Listeningの問題を使って勉強する場合は、次のように進めることができます。

① まず問題を解く

最初からスクリプトを見ず、本番と同じように音声を聞いて問題に取り組みます。

② 答え合わせをする

正解数だけでなく、どの問題をなぜ間違えたのか確認します。

③ もう一度音声を聞く

すぐにスクリプトを見る前に、聞き取れなかった部分をもう一度確認してみましょう。

④ スクリプトを確認する

音声だけでは分からなかった部分を文字で確認します。

ここで、

「知らない単語だった」
「単語は知っていたけれど音を認識できなかった」
「英文は聞こえたけれど意味の処理が追いつかなかった」
「聞き取れていたのに設問を間違えた」

など、原因を分けます。

⑤ 必要な練習をする

語彙不足なら単語を覚える。
音を認識できなかったなら、音声を確認して音読・リピーティングをする。
処理速度が課題なら、意味を理解した英文を繰り返し聞き、音読する。
問題形式が課題なら、正解の根拠を確認する。

原因によって復習方法を変えます。

⑥ 最後にもう一度聞く

復習後に同じ音声をもう一度聞いてみましょう。

最初に聞いたときよりも理解できる部分が増えていれば、復習によって「聞けない英語」が「聞ける英語」に変わっています。

基礎力が足りないならIELTSの音声だけにこだわらなくていい

IELTS対策を始めると、
「IELTSのListening問題をたくさん解かなければ」
と考えがちです。

しかし、IELTSの音声が現在のレベルに対して難しすぎる場合、本番形式の問題だけを繰り返すことが最も効率的とは限りません。

例えば、

音声をほとんど理解できない
↓
スクリプトを読む
↓
スクリプトを読んでも知らない単語や表現が多い
↓
英文自体を十分に理解できない

という状態なら、まず現在のレベルに合った教材でListeningの基礎を作ることも検討しましょう。

逆に、
「スクリプトなら問題なく理解できる」
「音声もある程度聞き取れる」
という状態なら、IELTS形式での実践演習を増やしていきます。

基礎が必要なら基礎へ戻り、基礎ができているなら実践へ進む。

Listeningでも、この判断が大切です。

IELTS Listeningでやってしまいがちな勉強法

とにかく何度も聞く

聞き取れない原因を確認せず、同じ音声を繰り返すだけでは、効率よく改善できないことがあります。

「なぜ聞き取れなかったのか」を確認しましょう。

答え合わせだけして次の問題へ進む

Listeningでは、正解・不正解だけでなく、音声をどこまで理解できていたのかが重要です。

正解した問題でも、たまたま答えを推測できただけなら、スクリプトを確認する価値があります。

いきなり難しい音声ばかり聞く

現在の英語力とかけ離れた教材では、何が分からないのかさえ分からなくなることがあります。

必要であれば、一度基礎レベルの教材に戻りましょう。

テクニックだけで解こうとする

設問の先読みや問題形式への慣れは重要ですが、それだけで英語そのものを聞き取れるようになるわけではありません。

Listeningの基礎力とIELTSの実践力は、分けて考えることが大切です。

IELTS Listeningのスコアを伸ばすなら「聞けない原因」を見つけよう

IELTS Listeningで伸び悩んだら、もう一度4タイプを確認してみましょう。

TYPE 1|語彙不足
→ 単語を文字だけでなく音声と一緒に覚える

TYPE 2|音を認識できない
→ スクリプト確認+音読+リピーティング+ディクテーション

TYPE 3|処理速度が追いつかない
→ 意味を理解した英文の音読・反復+英語の語順で理解する

TYPE 4|IELTS形式への不慣れ
→ 問題形式を理解+設問を確認+実践演習

複数の原因が重なっている場合もあります。

大切なのは、
「Listeningが苦手」ではなく「どこで聞けなくなっているのか」
まで確認することです。

KIRIHARA Online Academyでは基礎からIELTS Listeningを対策

KIRIHARA Online AcademyのIELTS™対策コースでも、現在の英語力に合わせてListeningの学習方法を調整します。

すでに英語の基礎力がある方は、IELTS公認問題集を使用した実践演習を中心に進めます。

一方、Listeningの基礎力から見直した方がよい場合は、桐原書店の『英語4技能ハイパートレーニング』シリーズなども活用。

音声を聞くだけではなく、ディクテーションやリピーティングなどを取り入れながら、IELTS問題に取り組むための土台を作ります。

また、『技能別IELTS頻出英単語3800』を使った単語テストを毎回行い、Listeningにも必要となる語彙力を継続して強化します。

IELTS対策だからといって、全員が最初から同じ問題を解くわけではありません。

現在の英語力を確認し、必要なら基礎を固め、そこからIELTS形式の実践へ進む。
この順番を大切にしています。

まとめ|IELTS Listeningは「たくさん聞く」前に原因を確認しよう

IELTS Listeningが聞き取れないと、
「もっと英語を聞かなければ」
と思ってしまうかもしれません。

もちろん、英語を聞く練習は必要です。

しかし、聞き取れない原因によって、やるべきことは変わります。

単語の意味が分からないなら、語彙。
読めるのに聞けないなら、音の認識。
一文なら分かるのに追いつけないなら、処理速度。
英語は聞けるのに正解できないなら、IELTS形式への対応。

まず、
「自分はどこで止まっているのか?」
を確認してみてください。

原因が分かれば、必要なListening対策も見えてきます。

KIRIHARA Online Academyでは、IELTS対策の50分無料体験レッスンを実施しています。

「Listeningを勉強しているのにスコアが伸びない」
「自分がなぜ聞き取れないのか分からない」
「目標スコアに向けて、どんな勉強をすればいいのか整理したい」

という方は、日本人講師と一緒に現在の課題を確認するところから始めてみませんか?

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