💬「IELTSのリーディングは文章が長くて、最後まで解き終わらない」
💬「単語はある程度分かるのに、読んでいるうちに内容が分からなくなる」
💬「文章は読めたはずなのに、なぜか設問を間違えてしまう」
IELTSのReadingに苦手意識を持っている方は少なくありません。
そこで最初に考えてほしいのが、
「自分はなぜIELTS Readingができないのか?」
ということです。
一口に「Readingが苦手」といっても、原因は人によって違います。
語彙が足りない人もいれば、英文を正確に読む力が不足している人、IELTS特有の問題形式に慣れていない人、読むスピードに課題がある人もいます。
原因が違えば、当然、必要な勉強方法も違います。
この記事では、IELTS Readingで伸び悩む原因を4つのタイプに分け、それぞれに合った対策方法を解説します。
- IELTS Readingが伸びない4つのタイプ
- TYPE 1|知らない単語が多くて読めない
- TYPE 2|単語は分かるのに英文が読めない
- TYPE 3|文章は読めるのに設問で間違える
- TYPE 4|時間が足りなくて最後まで解けない
- IELTS Readingの勉強は「解いて終わり」にしない
- IELTS Readingのおすすめ学習サイクル
- 基礎力が足りないならIELTS問題集から離れてもいい
- IELTS Readingでやってしまいがちな勉強法
- IELTS Readingのスコアを伸ばすなら「今の課題」を見つけよう
- KIRIHARA Online Academyではレベルに合わせてReadingを対策
- まとめ|IELTS Readingは「なぜ読めない?」から対策しよう
IELTS Readingが伸びない4つのタイプ
まずは、自分がどのタイプに近いか考えてみましょう。
TYPE 1|語彙不足
知らない単語が多く、文章の意味を理解できない
→ 単語学習+英文の中で意味を確認する
TYPE 2|英文読解力不足
単語は分かるのに、長い英文になると意味が取れない
→ 精読+英文構造の確認+音読
TYPE 3|IELTS形式への不慣れ
文章は読めるのに、設問になると間違える
→ 問題形式の理解+根拠を確認する練習
TYPE 4|処理速度・時間配分
時間をかければ解けるのに、本番では最後まで終わらない
→ 読むスピード+問題演習+タイムマネジメント
大切なのは、
「IELTS Readingが苦手だから、とにかく問題をたくさん解こう」
と考えないことです。
まず、自分がどこで止まっているのかを見つけましょう。

TYPE 1|知らない単語が多くて読めない
IELTSの英文を読んでいて、
「一文の中に知らない単語がいくつもある」
「単語の意味を調べてばかりで文章が進まない」
という場合は、まず語彙力を見直してみましょう。
Readingでは、知らない単語が一つあるだけで必ず文章が読めなくなるわけではありません。
前後の文脈から意味を推測できることもあります。
しかし、分からない単語が多すぎると、文章全体の意味を理解すること自体が難しくなります。
単語は「意味を覚える」だけで終わらせない
IELTS対策として単語を覚えるときは、
英単語 → 日本語訳
だけを暗記するのではなく、実際の英文の中でどのように使われているのかも確認しましょう。
Reading問題を解いた後も、知らなかった単語を確認します。
そのうえで、
「この文章では、どの意味で使われていたのか」
まで確認すると、Readingにもつながる語彙学習になります。
単語帳による学習と、実際の英文を読む学習を組み合わせていきましょう。
TYPE 2|単語は分かるのに英文が読めない
「単語の意味はほとんど分かる。でも文章全体の意味がよく分からない」
という場合は、語彙ではなく英文を正確に読む力に課題がある可能性があります。
特に文章が長くなると、
「どれが主語なのか分からない」
「どの語句がどこを説明しているのか分からない」
「途中までは理解できたのに、後半で意味が分からなくなる」
といったことが起こりやすくなります。
この状態で読むスピードだけを上げようとしても、正確性がさらに落ちてしまう可能性があります。
まずは精読して「なぜこの意味になるのか」を確認する
このタイプでは、いきなり速読を目指すよりも、まず英文を正確に理解する練習をしましょう。
文章を一文ずつ読み、
- 主語・動詞はどこか
- どこまでが一つの意味のまとまりなのか
- 代名詞が何を指しているのか
- 文と文がどのようにつながっているのか
などを確認します。
そして、英文の構造と意味を理解した後に音読します。
意味が分からない英文を何度も速く読むのではなく、
正確に理解する → 繰り返し読む → 少しずつ処理速度を上げる
という順番で進めてみてください。
TYPE 3|文章は読めるのに設問で間違える
IELTS Readingでは、
「英文の内容はだいたい分かったのに、なぜか正解できない」
ということもあります。
この場合、英語力そのものだけではなく、IELTSの問題形式への理解を確認してみましょう。
IELTS Readingには複数の問題形式があります。
そのため、文章を理解するだけでなく、
「何を問われている問題なのか」
を正確に判断する必要があります。
正解・不正解の「根拠」を確認する
問題演習をした後、正解数だけを確認して終わっていませんか?
例えば間違えた問題について、
「正解はBだった」
だけで終わらせてしまうと、次も同じ理由で間違えてしまう可能性があります。
重要なのは、
「本文のどこを根拠に、この答えになるのか」
を確認することです。
さらに、
「なぜ自分が選んだ答えは間違いだったのか」
まで考えます。
IELTS Readingでは、問題を解いた数だけではなく、一問から何を学んだかも大切です。
TYPE 4|時間が足りなくて最後まで解けない
IELTS Readingで特に多い悩みの一つが、
「時間が足りない」
というものです。
ただし、ここでもすぐに「速読の練習をしよう」と考えるのはおすすめしません。
まず確認したいのは、
時間をかければ正解できるのか?
ということです。
時間無制限でも正解できないのであれば、問題はスピードではなく、語彙・読解力・問題形式への理解にある可能性があります。
一方で、
「時間をかければかなり正解できる」
のであれば、処理速度や時間配分が課題になっている可能性があります。
正確性を作ってからスピードを上げる
Readingでは、
正確性 → 処理速度 → 本番の時間配分
という順番で考えると分かりやすくなります。
最初から本番と同じ時間で解こうとして、分からないまま読み飛ばす癖をつける必要はありません。
まずは文章を正確に読める状態を作ります。
そのうえで、時間を測りながら問題を解く練習へ移行します。
「速く読むこと」自体を目的にするのではなく、
必要な情報を、限られた時間で正確につかむこと
を目標にしましょう。

IELTS Readingの勉強は「解いて終わり」にしない
IELTS Reading対策で差がつきやすいのが、問題を解いた後です。
問題を解く。
答え合わせをする。
正答率を見る。
ここで勉強を終わらせてしまうのは、少しもったいありません。
間違えた問題について、
なぜ間違えたのか?
を分類してみましょう。
例えば、
「単語を知らなかった」
「英文の構造を間違えて理解した」
「設問の意味を取り違えた」
「本文の根拠を見つけられなかった」
「時間がなくて焦って選んだ」
などです。
こうして原因を分けていくと、
次に何を勉強すればいいのか
が見えてきます。
IELTS Readingのおすすめ学習サイクル
Reading対策では、次のような流れで学習するのがおすすめです。
① 問題を解く
まずは自分の力で問題に取り組みます。
② 答え合わせをする
正答率だけではなく、どのタイプの問題を間違えたのか確認します。
③ 本文の根拠を確認する
なぜその答えになるのか、本文まで戻って確認します。
④ 語彙・英文を確認する
分からなかった単語や、正確に理解できなかった英文を確認します。
⑤ 英文をもう一度読む
答えを知った状態で終わらず、文章全体を改めて読みます。
⑥ 同じ原因で間違えていないか確認する
別の問題でも同じようなミスが続いていないかチェックします。
IELTS Readingは、問題数を増やすだけではなく、
問題演習 → 原因分析 → 復習 → 再挑戦
を繰り返すことが重要です。
基礎力が足りないならIELTS問題集から離れてもいい
IELTSを受験するのだから、
「IELTSの教材だけを使わなければいけない」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、IELTS Readingの文章が難しすぎてほとんど理解できないのであれば、いったん基礎レベルの英文に戻ることも有効です。
例えば、
IELTS Readingを解く
↓
知らない単語が多すぎる
↓
英文構造もほとんど理解できない
↓
解説を読んでも十分に理解できない
という状態なら、本番問題を繰り返すよりも、現在のレベルに合った英文で読解力を鍛えた方がよい場合があります。
これは「IELTS対策をやめる」ということではありません。
IELTSを解けるようになるために、必要な土台を作る
という考え方です。
基礎ができてきたら、再びIELTS形式の問題に戻りましょう。
IELTS Readingでやってしまいがちな勉強法
ここまでの内容を踏まえると、注意したい勉強方法も見えてきます。
とにかく問題数だけを増やす
間違えた原因を確認しないまま次の問題へ進んでも、同じミスを繰り返す可能性があります。
問題数だけではなく、復習の質も意識しましょう。
分からない単語をすべて調べるだけ
単語を調べることは大切ですが、文章全体の構造や設問との関係まで確認することも必要です。
最初から速く読もうとする
正確に読めない状態でスピードだけを求めると、内容を理解しないまま読み進める癖がついてしまうことがあります。
まず正確性を作り、その後でスピードを上げていきましょう。
正解した問題を復習しない
正解していても、
「根拠が分からないまま何となく選んだ」
のであれば、本当に理解できたとは限りません。
自信がなかった問題についても、本文の根拠を確認してみてください。
IELTS Readingのスコアを伸ばすなら「今の課題」を見つけよう
IELTS Reading対策では、
「どの参考書が一番いい?」
「速読をした方がいい?」
「毎日何問解けばいい?」
と、勉強方法を探したくなるかもしれません。
しかし、その前に確認してほしいのが、
自分がなぜReadingで点を取れていないのか
ということです。
もう一度、4タイプを確認してみましょう。
TYPE 1|語彙不足
→ 単語+英文の中で意味を確認
TYPE 2|英文読解力不足
→ 精読+英文構造の確認+音読
TYPE 3|IELTS形式への不慣れ
→ 問題形式+本文の根拠を確認
TYPE 4|処理速度・時間配分
→ 正確性を作ってから時間を意識した演習
一つだけではなく、複数のタイプが重なっていることもあります。
だからこそ、
「Readingが苦手」ではなく「Readingのどこが苦手なのか」
まで考えることが大切です。

KIRIHARA Online Academyではレベルに合わせてReadingを対策
KIRIHARA Online AcademyのIELTS™対策コースでも、全員に同じReading対策を行うわけではありません。
最初に現在の英語力や目標を確認し、レベルに応じて学習内容を調整します。
すでに基礎力がある方は、IELTS公認問題集を使った実践演習へ。
講師と問題を読み合わせながら、
「なぜこの答えになるのか」
という解法のロジックを確認し、実践段階ではタイムマネジメントも学びます。
一方、IELTSの長文を読むための基礎力が不足している場合は、いきなり本番レベルの問題だけを繰り返しません。
桐原書店の『英語4技能ハイパートレーニング 長文読解』シリーズなども活用しながら、英文を読むための基礎力を固め、その後IELTSの実践問題へ進みます。
また、『技能別IELTS頻出英単語3800』を使用した単語テストを毎回実施し、Readingにも欠かせない語彙力を継続的に強化します。
基礎が必要なら基礎に戻る。
基礎ができているならIELTSの実践力を磨く。
現在地に合わせて学習することを大切にしています。
まとめ|IELTS Readingは「なぜ読めない?」から対策しよう
IELTS Readingでスコアが伸びないと、
「もっと長文を読まないと」
「もっと速く読まないと」
と思ってしまいがちです。
しかし、本当に必要な対策は人によって違います。
知らない単語が多いなら、語彙。
単語は分かるのに読めないなら、英文読解。
文章は理解できるのに間違えるなら、IELTSの問題形式や根拠の確認。
時間をかければ解けるなら、処理速度やタイムマネジメント。
まずは、
「自分はどこで止まっているのか?」
を見つけてみてください。
原因が分かれば、次にやるべき勉強も見えてきます。
KIRIHARA Online Academyでは、IELTS対策の50分無料体験レッスンを実施しています。
「Readingの勉強をしているのにスコアが伸びない」
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