TOEIC®L&RテストのPart4では、留守番電話やアナウンス、ニュースなど、1人の人物が話すことを聞き取って答える説明文問題が出題されます。
「Part4がどうしても聞き取れない」
「話が長いので途中で分からなくなる」
など、Part4で得点できずお悩みの方も多いでしょう。
そこで今回は、Part4によく出題される場面・状況をお伝えします。
よく出る場面や状況を覚えておけば、何を話しているのか聞き取りやすくなるでしょう。
また、Part4の対策方法や勉強法のほか、Part4を含む全パートの対策ができるおすすめのオンラインレッスンもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
TOEIC®L&RテストPart4によく出る場面・状況
ここでは、Part4でよく取り扱われる場面・状況を解説します。
留守番電話
Part4でよく出題される場面の一つが、留守番電話や自動応答メッセージです。
留守番電話の流れは以下のとおりです。
【名乗る→目的→詳細→締め】
自動応答メッセージの場合は、以下の流れとなります。
【名乗る→概要→詳細(●●の方は1を押してくださいなど)→締め】
このように、ある程度話の流れが決まっているので、上記をしっかり頭に入れておくことで聞き取りやすくなります。
留守番電話や自動応答メッセージでよく出る話の内容は、予定変更のお知らせ、行動の依頼、注文の確認、決定事項の伝達などです。
また、”at your convenience(都合が良いときに)””real estate agent(不動産業者)””extension 17(内線17)”など、留守番電話の場面で頻出の語句も覚えておいてください。
アナウンス・宣伝
アナウンス・宣伝もPart4でよく出題されます。
アナウンスの流れは以下のとおりです。
【あいさつ→目的・概要→詳細→締め】
宣伝の流れは以下のとおりです。
【興味をひきつける→概要→詳細→締め】
アナウンス・宣伝でよく出る話の内容は、店内や交通機関におけるアナウンス、イベントの予定変更、セールや新規開店の宣伝などです。
トーク(会議・イベント)
Part4では会議やイベントに関するトークもよく出題されます。
トークの流れは以下のとおりです。
【あいさつ→目的・概要→詳細→締め】
会議やイベントについてのトークでよく出る話の内容は、社員への連絡事項、改装のお知らせ、人物紹介、スケジュールの伝達、授賞式、ツアーガイドなどです。
また、“remind(思い出させる)”conduct survey(調査を行う)””details(詳細情報)”などがトークにおける重要語句です。
ニュース・ラジオ放送
最後の頻出場面は、ニュース・ラジオ放送。
ニュース・ラジオ放送の流れは以下のとおりです。
【あいさつ→概要→詳細→締め】
ニュースやラジオ放送でよく出る話の内容は、企業合併、人物紹介、工場のオープンや閉鎖、交通情報、天気予報など。
なお、ニュース・ラジオ放送ではビジネスに関する内容が多いため、難易度が高い傾向にあります。
ドリルや問題集などを用いて、しっかり対策をしておきましょう。
TOEIC®L&RテストPart4の対策方法とは?
ここでは、Part4の対策方法をご紹介します。
問題文の先読み
問題文を先読みするのがPart4を攻略するためのポイント。
問題文を読めば話の場面・状況が推測できます。
たとえば、”message”や”call”といった単語が含まれている場合は留守番電話、”announcement”が含まれていたらアナウンスの問題である可能性が高いです。
また、会議のトークの場合は問題文に”talk”、ニュースの場合は”report”と書かれているケースが多いので、ぜひ覚えておいてください。
冒頭で基本情報が語られる
話している場所や目的、話し手の職業といった基本情報が聞かれている場合、冒頭に答えのヒントとなる情報が含まれていることがあります。
そのため、基本情報を聞き取らなければならない問題の場合、冒頭箇所をしっかり集中して聞くようにしましょう。
先読みをする際は、冒頭の部分を聞き逃さないよう注意してください。
イベントの時間など詳細情報の聞き取りが求められている場合は、先読みして事前に問われている内容を把握し、ピンポイントで聞き取りましょう。
TOEIC®L&RテストPart4の勉強方法を紹介!
TOEIC®L&RテストPart4を攻略するうえで、効果的な勉強方法は音読学習です。
「リスニングの問題を解くのになぜ音読?」そう思われた方も多いでしょう。
実は、音読学習は効果抜群の英語学習法であることが、脳科学的観点からも明らかになっています。
音読をすることで、読めば分かるけど、聞くと分からなくなる英語が聞き取れるようになったり、英語の発音やリズムが身についたりすることから、リスニング力が高まります。
そのため、TOEIC®L&Rテスト対策として、オーバーラッピングやシャドーイングといった音読のトレーニングを取り入れましょう。
音読学習をすれば、リスニング力のほかスピーキング力や語彙力、速読力なども強化されます。
音読トレーニングのメリットやトレーニングのやり方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
また、Part4を含む各パートの解き方のポイントや、効果的な勉強法については以下の記事に記載されています。
全パートの対策をしたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
KIRIHARA Online Academyでは、TOEIC®L&RテストPart4を含む全パートの対策ができるオンラインレッスンを提供しています
KIRIHARA Online Academyでは、全パートの対策が可能なオンライン形式の学習プログラムを提供しています。
前述したリスニング力の向上を目指せる、音読トレーニングもカリキュラムに含まれています。
また、シリーズ累計40万部を誇る「書き込みドリル」を使って基本的事項を学習。
「書き込みドリル」には、先ほどお伝えしたよく出る場面・状況ごとに解説、問題が掲載されているため、場面別の対策がしやすい教材です。
さらに、「公式問題集」を活用して今の実力を確認し、実践的な力を養います。
その他、速読力を鍛えるために多読を行い、「Database TOEIC® L&Rテスト最強 単語&フレーズ」を用いて、徹底的な語彙力の強化を図ります。
このように、TOEIC®L&Rテスト突破コースでは、スコアアップを目指しつつ、英語力を総合的に鍛えることが可能です。
さらに、オンラインレッスンを担当するのは、指導経験が豊富な日本人講師。
マンツーマンレッスンなので、自分のレベルに合うレッスンが受講できます。
分からないところがあれば質問できるので、理解を深められるのもメリット。
独学ではモチベーションが上がりにくいことも多々あると思いますが、講師と一緒に対策を行えばモチベーションを維持しやすく、楽しみながら学べるでしょう。
なお、KIRIHARA Online Academyでは無料体験レッスンを実施しています。
全パートを効率的に対策したい方、なかなかスコアが上がらずお悩みの方は、ぜひ体験レッスンをお試しください。
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