総合型選抜入試(AO入試)に英検®が有効だと言われています。
今後、受験する予定の方のなかには、「英検®を取得しておいた方が良いのだろうか」と考えている方もいるでしょう。
また、大学入試を有利に進めるために英検®を受験するなら、何級を取得するのが良いのでしょうか?
今回は、総合型選抜入試や公募推薦、一般選抜における英検®取得のメリットをご紹介いたします。
取得すべき級や、いつまでに取得するのが良いかなど、大学入試に英検®を活用するために押さえておくべきポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
英検®を取得すれば大学入試を有利に進められる
英語資格の成績を活用する入試を、英語外部検定利用入試と言います。
近年、この英語外部検定を利用する大学数が、増加傾向にあるのをご存知でしょうか。
英語資格のなかでも、英語の4技能を総合的に向上させることができる、英検®を利用する学校が非常に多いです。
旺文社教育情報センターの調査結果によると、2021年の外部検定を利用する大学のうち、総合型・推薦型で英検®を採用する学校は98%、一般選抜では97%の学校が英検®を採用していることが分かっています。(※1)
ここでは英検®を活用すれば、どのように大学入試を有利に進められるのか解説します。
※1参考元:旺文社「外部検定利用入試2021年は増加!」
総合型選抜(AO入試)や公募推薦
総合型選抜や公募推薦で受験する場合、英検®の取得をぜひ検討してみてください。
なぜなら、英検®を出願資格として利用する大学が存在するからです。
パスナビの「推薦・AOでの外部検定の利用方法(2020年入試の集計)」によると、47%の大学が外部検定を出願資格としていました。
また前述したとおり、外部検定として英検®を利用する大学が多いです。
大学が出願時に求める級を持っていなければ、総合型選抜や公募推薦を受けられなくなるので、英検®を取得しておくと安心でしょう。
さらに、英検®を取得している受験生に対して、加点したり試験を免除したりする学校も多いです。
ボーダーラインギリギリの受験者が何人かいる場合は、英検®が判断材料となることもあります。
※2 参考元:パスナビ「英語外部検定で入試を攻略!推薦型・総合型編」
一般選抜
総合型選抜や公募推薦のほか、一般選抜で外部検定を活用する大学も多いため、英検®を使って受験を有利に進められる場合があります。
一般選抜においても総合型選抜と同じく、大学が求める英検®の級を取得することで、出願資格、加点、得点換算などの優遇措置を受けることが可能です。
なお、旺文社の外部検定に関する調査では、2022年の一般選抜で外部検定を活用した受験生のうち、88.4%が英検®を利用したとの結果が出ています。(※3)
※3 参考元:旺文社「受験生が利用した外部検定 <2022 年 一般選抜> 受験生の 9 割近くが英検を利用!」
大学入試で英検®を活用するために知っておくべきポイント
ここからは、大学入試にて英検®を活用する際に、知っておくべき2つのポイントをご紹介します。
何級を取得すれば良い?
大学受験の際に英検®を使いたいのなら、最低でも準2級の取得を目指してください。
ただし、総合型選抜や公募推薦では、英検®2級を出願条件にしている学校が多いため、総合型・推薦型に向けて英検®を獲得したいなら、2級を目指すと良いでしょう。
一般選抜では、総合型選抜よりも高い英語力が求められる傾向にあります。
準2級が使える学校もありますが、2級に合格できれば選択肢が広がります。
余裕を持って2級を取得できた方は、準1級の獲得を目指すのがおすすめです。
無事合格できれば、準1級が出願条件となっている大学や学部での出願資格が得られます。
得点加算の優遇を受ける際も、大学・学部によっては、2級の加点点数の倍の点数が得られるケースもあるので、志望校の募集要項を確認し、受験するかどうかを決めてみてください。
なお、英検®2級や準1級が使えるのは大学受験だけはありません。
将来の就職活動の際に役立つ資格であることも、ぜひ覚えておいてください。
高校3年生になる前に目標級を獲得するのが望ましい
大学入試で英検®を活用する場合、高校3年生になる前に目標とする級を取得しておくのが望ましいです。
そうすることで、出願直前になって英検®が必要なことが分かり、志望する学校に出願できなくなる、といった状況に陥ることもなくなります。
また、英検®の獲得を早めに済ませておけば、高校3年生の間は受験勉強に集中できます。
後になって慌てたり、後悔したりしないよう、しっかりと計画を立てて、学業や部活などで忙しい日々のなかで時間を作って対策をし、目標級の合格を目指しましょう。
とはいえ、なかなか計画どおりに行かず、受験勉強と並行して対策をしなければならない方もいるかと思います。
その場合は、効率的な勉強法を模索しながら対策を行ってください。
時間がない場合は、プロの講師に頼るのも一つの手です。
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不明点や疑問などがある際は、日本語で質問できるのがメリット。
難しい文法のルールや、解説を読んでもよく分からない複雑な問題などは、日本語で丁寧に説明してもらえます。
効率的な勉強法や問題を解くコツなども、日本語で伝授してもらえますよ。
また、マンツーマンレッスンなので、ご自身のレベルにぴったりのレッスンが受けられるのも魅力。
苦手分野を重点的に対策するなど、レッスンをカスタマイズすることもできます。
一次試験対策については2ヶ月の短期間なので、急いで英検®合格を目指して勉強している受験生や、英検®の短期集中コースをお探しの方にぴったり。
オンラインでレッスンが受けられるため、学業、部活、受験勉強で忙しい学生の方でも、スキマ時間を活用して対策ができます。
なお、KIRIHARA Online Academyでは無料体験レッスンを開催しています。
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