英検対策 3級は家庭学習と添削どちら?面接まで合格に近づく勉強法
「4級までは合格できたけれど、3級から何が変わるの?」
「ライティングや面接を、家でどう練習すればいい?」
「中学卒業程度と聞くと、急に難しそうで不安」
英検3級は、5級・4級で学んできた基礎の集大成となる級です。日本英語検定協会は、3級を「中学卒業程度」と位置づけています。身近な英語を理解し、使用できることが求められるため、中学英語の総仕上げや高校入試前の力試しとしても活用しやすい級です。
ただし、3級には4級までにはない大きな変化があります。ライティング試験と二次試験の面接が加わることです。読む・聞くだけでなく、英語で書く、英語で話す力が本格的に測られます。
この記事では、英検対策 3級で家庭学習できること、添削や面接練習を受けた方がよい場面、2024年度リニューアル後の注意点、2ヶ月で仕上げる学習法を整理します。
1. 英検3級は「書く・話す」が初めて本格化する級
3級の一次試験は、リーディング・ライティング65分、リスニング約25分です。一次試験に合格すると、二次試験として英語面接が約5分行われます。
4級までは、主に読む力と聞く力が中心でした。しかし3級からは、ライティングと面接が加わります。つまり、英語を見て分かるだけでなく、自分の考えを短い英語で表現する力が必要になります。
3級対策では、次の4つをバランスよく進めましょう。
- 中学英語の単語と文法を固める
- 短い長文を時間内に読む
- 英作文を型に沿って書く
- 音読でリスニングと面接の土台を作る
最初から難しい表現を使う必要はありません。むしろ3級では、シンプルな英文で正確に伝えることが大切です。

2. 2024年度リニューアル後は時間配分に注意
英検は2024年度第1回検定から、3級以上で問題形式を一部リニューアルしました。3級では筆記試験の時間が50分から65分に延長されています。
時間が増えたことで、ライティングに落ち着いて取り組みやすくなりました。一方で、時間があるからといって長く考えすぎると、リーディングの見直しができなくなります。
3級の一次試験では、まずリーディングをテンポよく進め、ライティングに十分な時間を残すことが大切です。過去問を解くときは、最初から本番と同じ65分で練習しましょう。2024年度第1回以降の過去問はリニューアル対応済みなので、公式サイトの新しい過去問を優先して使うのがおすすめです。
英検S-CBTを利用する場合は、従来型と同等の級・資格・CSEスコアを取得できます。原則として毎週土日に実施され、1日で4技能を測定できるため、学校行事や部活で日程を合わせにくい人には便利です。
3. 家庭学習でできる3級対策
単語と文法は「例文で音読」する
3級で必要なのは、中学英語の基本を正しく使う力です。単語だけを日本語訳で覚えるのではなく、例文ごと声に出しましょう。
たとえば、過去形、未来表現、比較、不定詞、接続詞などは、ライティングや面接でも使いやすい文法です。例文を音読しておくと、リスニングで聞き取りやすくなり、自分でも口に出しやすくなります。
長文は「だれが何をしたか」を追う
3級の長文は、難しい単語よりも、文の流れを追えるかが大切です。読み終わったら、「だれが、どこで、何をしたか」「なぜそうなったか」を日本語で一文にまとめてみましょう。
すべてをきれいに和訳する必要はありません。設問の答えの根拠を本文から探す練習をすると、内容一致問題で迷いにくくなります。
ライティングは型を決める
3級の英作文は、自由に書こうとすると時間がかかります。おすすめは、結論、理由1、理由2、まとめの流れです。
「I like … because …」や「I think …」のような簡単な形で十分です。大切なのは、質問に答えていること、理由がはっきりしていること、文法ミスが少ないことです。
家庭学習では、週2本を目安に書きましょう。書いた英文は、できれば誰かに見てもらうのが理想です。自分では気づきにくい時制や三単現、冠詞のミスが見つかります。
音読で面接の準備を始める
3級の面接は約5分ですが、初めて受ける人には緊張しやすい試験です。一次試験の勉強中から、音読を習慣にしておくと二次試験対策が楽になります。
過去問の英文やリスニングスクリプトを使い、発音、区切り、声の大きさを意識して読みましょう。英語を口に出すことに慣れるだけで、面接本番の不安はかなり減ります。
4. 添削や面接練習を受けた方がよい場面
家庭学習だけでも3級合格は目指せます。ただし、次のような場合は、講師のサポートを入れると効率的です。
英作文のどこが悪いか分からない
英作文は、書いた本人にはミスが見えにくい分野です。語順、時制、主語と動詞の一致、理由の弱さなど、第三者に見てもらうことで改善点がはっきりします。
特に、同じ表現ばかり使ってしまう、理由が1つしか思いつかない、語数が足りないという場合は、添削を受けると伸びやすくなります。
面接で黙ってしまう
面接では、完璧な英文を作ろうとして黙ってしまうより、短くても答えることが大切です。質問に対して「Yes」「No」だけで終わらせず、理由を一文添える練習をしましょう。
実際に講師と練習すると、入室から退室までの流れ、音読、質問への答え方、声の大きさまで確認できます。初めての面接でも、本番のイメージを持ちやすくなります。
学習計画が続かない
小学生・中学生の場合、本人だけで計画を管理するのは難しいことがあります。何をいつまでにやるかが曖昧なままだと、単語だけで終わったり、ライティングが後回しになったりします。
短期で合格を目指すなら、毎週やることを決め、進捗を確認する仕組みを作ることが大切です。

5. 2ヶ月で3級を仕上げる学習計画
2ヶ月で合格を目指すなら、最初に過去問を1回分解き、現在地を確認しましょう。点数だけでなく、単語、長文、ライティング、リスニングのどこで止まったかを見ます。
1〜2週目は単語と文法の復習を中心に進めます。3〜4週目は長文読解とライティングを週2本以上入れます。5〜6週目はリスニング音読を増やし、7週目は本番形式の過去問演習、8週目は面接練習と最終調整に使いましょう。
毎日やることは、単語15〜20分、音読10分、週2本の英作文で十分です。大切なのは、量よりも継続です。保護者の方がサポートする場合は、「今日は何を覚えた?」よりも「今日も音読できたね」と続けられたことを確認すると、学習習慣が育ちやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 英検3級は何ヶ月で合格できますか?
4級レベルの単語と文法が定着していれば、2〜3ヶ月で合格を目指せます。中学英語の基礎に不安がある場合は、3〜6ヶ月を見ておくと安心です。
Q2. 3級のライティングは何を書けばよいですか?
質問に対する答えを最初に書き、その理由を2つ程度加えるのが基本です。難しい単語を使うより、質問に正しく答え、文法ミスを減らすことを優先しましょう。
Q3. 面接対策はいつから始めるべきですか?
一次試験の勉強中から音読を始めるのがおすすめです。一次試験後は、入室、音読、質問応答、退室までを本番形式で練習しましょう。
Q4. 小学生でも英検3級に合格できますか?
可能です。ただし、中学卒業程度の文法や語彙が必要になるため、暗記だけでなく、英文を読んで意味を理解し、自分の言葉で書く・話す練習が大切です。

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