英検対策

英検®2級の一次試験対策は?基礎から応用力まで英語力を身につける

英検®2級の一次試験対策をしているものの、レベルが高くて難しい…
どうやってライティングの対策をすればいいのか分からない…
とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

英検®2級では高校卒業程度の問題が出題され、一次試験ではビジネス、テクノロジー、医療なども話題に取り上げられることから、難しくて困っている方も多いでしょう。
またお子様が受験する場合、学習サポートに限界を感じている親御様もいると思います

そこで今回は、英検®2級の一次試験に合格するための学習法をお伝えします。
また他にも、英検®2級のレベル感ライティング対策やお子様の受験の際にも役立つおすすめのオンラインレッスンもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

※学習法やオンラインレッスンについての情報が知りたい方は、目次から気になる項目をクリックしてください。

英検®2級のレベルと難易度

ここでは、英検®2級のレベル、合格点・合格率、必要勉強時間などについて解説します。

英検®2級のレベルはどのくらい?

前述したとおり、英検®2級は高校卒業程度のレベルです。
大学受験や就職活動でも使えることから、取得を目指している方も多いでしょう。

学習しなければならない単語数は約5000語。
社会性の高い分野の話題も出題されます。

英検®2級の合格点・合格率

実は、英検®の問題ごとの配点は現在公表されていません。
そこで、ESL clubの記事で掲載されている、一次試験二次試験の合格点の目安を、以下にて参考までにご紹介します。

  • 一次試験55点/84点
  • 二次試験20点/33点(※)

合格率も公表されていないものの、25%程度だと予測されています。

※参考元
ESL club BLOG「英検一次試験の合格点は?準1級・2級・準2級・3級・4級・5級では、結局何点とればいいの?
ESL club BLOG「英検の二次試験・面接の合格点って何点?英検3級・準2級・2級の面接は〇点とれば合格できる!

英検®2級に合格するには何時間勉強すればいい?

個人の英語力に差があるので一概に言えないのですが、大体100時間~200時間の勉強時間が必要だと言われています。
あくまで目安ではありますが、対策を進める際の参考にしてみてください。

なお、各分野を満遍なく学べる勉強計画に従って、ムダのない効率的な学習を日々コツコツと積み重ねていくことが、なるべく短期間で合格に辿り着くためのコツです。
上記を押さえつつ、対策していきましょう。

英検®2級一次試験の試験内容

英検®2級の一次試験の内容は以下の通りです。

【筆記問題】(85分)

問題形式問題数
1短文の語句空所補充20問
2長文の語句空所補充6問
3長文の内容一致選択12問
4英作文1問

【リスニング】(約25分)

問題形式問題数
1会話の内容一致選択15問
2文の内容一致選択15問

【英検®2級】一次試験に合格するための勉強法

ここでは、単語・文法、リスニング、リーディング、ライティングの効果的な勉強法のほか、英検®対策におすすめの音読学習や、過去問を解くことの大切さについて解説します。

単語

英検®に特化した単語帳を使って勉強する際は、学習予定のページを分割して学ぶのがおすすめです。

試験本番まで勉強したいページ数を6つのパートに分け、1週目は1つ目のパート、2週目は2つ目のパートといった形で学習していきます。

試験本番の2週間ほど前までに、最後の6つ目のパートまで学び終え、残りの期間で学習したすべての単語を復習してみてください。
知らない単語にはしるしをつけるなどし、しっかり覚えるまで何度も学習しましょう。

また、音読学習も取り入れてみましょう。
目で文字を追って覚えるよりも、音で覚えた方が思い出しやすくなるからです。
音読学習については後ほど詳しく解説します。

単語帳を選ぶ際は、頻出単語・熟語が網羅されているのはもちろんですが、レベル別テーマ別になっているものを購入すると良いでしょう。
音声付きのものを選べば、音声を使った学習も可能です。

過去問や問題集を解いたときに登場した知らない単語については、ノートに書き出して覚えてみてください。

文法

文法学習の際は、旺文社の教本を使って勉強するのがおすすめです。
教本をしっかり読み込みつつ対策を行えば、英検®頻出の文法問題のほか、まだ学校で習っていない文法事項も学べます。

また、よく理解できていない文法項目がある際は、FACTBOOKのように辞書を引くような感覚で使える文法書があれば役立ちますよ。
中学生や高校生などの学生は、学校で使っている文法書をまずは使ってみてください。

文法書を使用して苦手な文法を学ぶときは、文法書に掲載されている例文を音読してインプットするようにしましょう。

なお文法学習のポイントは、単語とは違ってただ覚えるだけではなく、文法ルールや語順の理由を理解し、頻出問題を押さえつつ学ぶことです。

とはいえ文法が苦手な方は、過去問の解説や文法の参考書を確認しても、なかなか理解できないかもしれません。
その場合は、英語力のある方やプロの講師から学ぶと良いでしょう。

音読

過去問や問題集を解いて答え合わせをし、解説を読んで終わり、といった勉強の仕方をしている方はいませんか?

問題を解いて解説を読むと勉強した気にはなりますが、それだけでは学んだ内容をしっかり理解することができず、力がつきません。

そこでおすすめなのが、音読学習です。
問題を解いた後に英文を音読すると、自分が本当に理解できているかを確かめられます。
また、音声をマネして発話することで、英語のリズム正しい発音も習得できるので、面接対策にもつながります。

繰り返し音読をすれば、フレーズをインプットしてくことが可能。
文法をあまり理解していない状態でも、「〇〇の単語のあとには▲▲という単語が来る」といった形で、感覚で理解できるようになっていきますよ。

このように、音読をすれば英語の感覚もインストールできるのです。
なお、音読をする際は解説や英文を確認し、意味や文章の構造などを100%理解した状態で行うのがポイント。

音読学習のやり方

音読学習には以下の3つの方法があります。

  • リピーティング
  • オーバーラッピング
  • シャドーイング

リピーティングは音声を聞き、その英語の発音やリズム、アクセント、スピードをマネして声に出すトレーニングです。

オーバーラッピングは、音声の英文を見ながら音声と一緒のタイミングで、重ねて話す方法。

シャドーイングはスクリプトを見ないで、音声より少し遅れて、聞こえた英語をそのまま声に出す音読方法です。

リピーティングがうまくできるようになれば、オーバーラッピングのトレーニングを行いましょう。
また、オーバーラッピングでスムーズに音読できるようになれば、シャドーイングのトレーニングを行ってみてください。

リスニング

とにかく英語をたくさん聞くことが大切
聞き取れなかった箇所はスクリプトを確認し、その後もう一度音声を聞いて、仕上げに音読をしましょう。
上記を繰り返すことでリスニング力アップにつながります。

また、「放送される音声が早すぎて聞き取れない…」とお悩みの方も多いでしょう。
実は、英語のスピードに慣れるためにも、音読学習が有効なのです。
速く音読できるようになれば、速い英語も聞き取れるようになります。

英文を読むと理解できるのに、音声を聞くと分からなくなる問題も、音読で解決できます。
音読をすることで文字と音とのギャップが埋まり、聞き取る力が養われるからです。

上記の学習に、英語を聞いて書き取るディクテーションも行ってみてください。
聞き取れなかった原因が明確になり、それを解決していくことでリスニング力が強化されます。

英語の文書構造と話の展開についても学習する

冒頭で概要が語られ、具体的な内容へと展開していくといった英語の文書構造も理解しておきましょう。
文書構造を頭に入れておくことで、聞き取りやすくなります。

”Therefore””Thus”があれば結果が語られ、”However””On the on the other hand”という言葉が出てきたら話が逆転するなど、話の展開についても頭に入れておいてくださいね。

リーディング

音読はリーディング対策にもなる学習法です。
音読を繰り返し行うことで、英文を日本語に訳さずに理解できるようになり、読むスピードも速くなります

音読学習をする際は、過去問や問題集で問題を解いた後に、文章の意味や構造をしっかりと確認。
その後、先ほどご紹介したリピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングといったトレーニングを行ってみてください。

また、リスニングのところでお話した文書全体の構造や、話の展開について学ぶことも、リーディング力のアップにつながります。

速読や精読も取り入れる

問題集や過去問の長文問題で使用されている英文で、ある程度理解できるものや、繰り返し音読してしっかり理解できている英文を使って、速読をしてみましょう。

反対に知らない単語が多く、複雑な文構造で読んでも内容が理解できない英文は、精読してみてください。

精読は速読とは異なり時間を気にする必要はありません。
辞書を使って単語を調べ、文法書も使って丁寧に確認しながらじっくり英文を読んでいきます。

一度英文を精読し、文の内容がある程度分かったら、仕上げにもう一度同じ文章を読んで復習しましょう。

ライティング

ライティングの対策をする際に、まず覚えなければならないのがです。
模範となる型は以下のとおりです。

  1. 主張
  2. 理由(1)(具体例も記載)
  3. 理由(2)(具体例も記載)
  4. 再度主張

型に沿って書く練習をするのがポイント。

なおライティング対策として、試験までに最低10題書き上げておくのが望ましいでしょう。
1週間に1つの英作文を書くことを目標に取り組んでみてください。

それから、中学生や高校生のお子様にとって、理解が難しいトピックが出題されることがあります。
その際は、まずはご家族の方や英語の講師などにトピックについて尋ね、理解ができた後に英作文を書くようにすると良いでしょう。

英作文のフィードバックをもらう

英作文を書く練習をすることが大切ですが、間違った文法や語彙で書く練習をしても、ライティング力は向上しません。

そのため、講師や英語ができる方から英作文を添削してもらい、フィードバックを受けてできているところと、改善点の両方を教えてもらいましょう。

フィードバックをもらって終わりだと力がつかないので、フィードバックの内容を確認して、書き直してください。
間違っている箇所を修正しながら書き直すことで、正しい英語表現を学べるほか、型も覚えていけます。

書く練習を積み重ねて、ライティング力を鍛えていきましょう。

過去問

上記の対策に加え、過去問を解くことも大切です。
過去問は英検®の公式サイトでダウンロードできます。

しかし、詳しい解説が書かれておらず、3回分しかダウンロードできないので、過去問のテキストも準備しておくのがおすすめです。

過去問は本番同様の試験時間で取り組むことで、今の実力を知ることができます。
何度も解いていくうちに時間配分の感覚も掴めるでしょう。

さらに、得意分野・苦手分野を把握することができるほか、前述した音読やディクテーションなどの教材としても使えます。

オンラインレッスンで英検®2級の一次試験対策ができる!

英検®2級の一次試験を突破するためには、単語を覚えてリスニング力、リーディング力を伸ばしていく必要があります。
また、文法学習やライティングの練習も必須ですが、独学では難しい部分もあり、困っている方も多いことでしょう。

そこでおすすめなのが、オンラインレッスンを利用した英検®対策です。
ここでは、英検®対策の際にオンラインレッスンを利用するメリットをご紹介します。

自分で学習管理をしなくて良い

英検®2級の対策では、単語や文法学習、リスニング、リーディング、ライティングの勉強など、対策しなければならないことがたくさんあります。

独学で学習する際は、試験本番までにすべての分野で得点できる力が養える学習計画を立てなければなりません。
さらに、自分の苦手分野を集中的に取り組む時間の確保も必要でしょう。

お子様が勉強される際は、親御様がサポートしなければならない場合もあると思います。
仕事や家事で忙しいなか、お子様の勉強のサポートは大変だと思っている方も多いのではないでしょうか。

一方でオンラインレッスンを利用すれば、一次試験をクリアできるだけの力が身につく、しっかりとしたカリキュラムに沿って対策が可能です。

自分の都合の良い曜日・時間にレッスンの予約をし、レッスンを受けて、講師から出された宿題をこなしていくだけ
学習管理も任せられるので、自分でいろいろと考える必要がなく、楽です

分からないところがあれば質問できる

不明点について質問できないのが独学のデメリットの一つ
解説を読んでも理解できず、インターネットで調べても、やはりよく分からなかった…なんて経験をしたことがある方もいるでしょう。

オンラインレッスンを受ければ、分からないことはすべて講師に聞けるので、自分で考えたり調べたりして、多くの時間を費やさずに済みます。
また、一つひとつの疑問を解消して、学びを深めていけます。

前述したとおり、ライティングの対策は独学では難しいです。
自分で自分の英作文を添削できないので、オンラインレッスンで講師と共に対策するのが良いでしょう。

なお、日本人講師のレッスンを受講すれば、日本語で質問できるほか、理解が難しい問題については、日本語で詳しく解説してもらえます

ライティング対策の際も、「〇〇▲▲ってどう英語で書けば良いの?」と日本語で聞けるため、効率的な対策が可能です。

モチベーションを保ちやすい

独学での学習はモチベーション維持が難しく、困っている方も多いでしょう。
自宅にて一人で勉強するとなると、テレビ、パソコン、スマホなどの誘惑に負けて、

今日はまったく勉強できなかった…」「全然集中できなかった…

と、罪悪感に駆られることもしばしばあります。
また、長期に渡り対策を行っている場合、どうしてもやる気が出ず、なかなか計画通りに対策が進まないこともありますよね。

オンラインレッスンで英検®対策をすれば、講師がいるので、独学よりもモチベーションを保ちやすいです
講師に励ましてもらったり、褒めてもらったりすると学習意欲が高まり、楽しみながら勉強できますよ。

さらに、学習における悩み相談ができるスクールを利用すれば、より一層モチベーションを維持しやすいでしょう。

KIRIHARA Online Academyのオンラインレッスンで英検®2級対策をしませんか?

英検®2級は、進学や就職活動の際にも役立つことが分かりました。
対策の際は、ご紹介した音読などの勉強法を取り入れ、過去問も解いてください。
そして、なるべく短期間での合格を目指すべく、毎日少しずつでも対策するのが良いでしょう。

なかなかモチベーションが上がらない方、お子様のフォローが難しいと感じる親御様は、オンラインレッスンの利用も検討してみてくださいね。

なお、KIRIHARA Online Academyでは、英検®対策に特化したオンラインレッスンを提供しています。

独学が難しいライティングでは、どのようなトピックにも対応できるテクニックを伝授。
日本人講師がレッスンを担当しますので、日本語での質疑応答ができます。

お子様がレッスンを受ける場合は、日本語でレッスンのフィードバックをもらえるので、親御様も安心してレッスンを受けさせられますよ。

ご興味のある方は、ぜひお気軽に体験レッスンを受講してみてくださいね。

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