TOEIC対策

【独学でできる】スコアが劇的にアップするTOEIC®勉強法

TOEIC®でスコアアップを目指したいけれど、独学でできるのか不安に感じていませんか。

TOEIC®って独学で勉強できるの?
独学でTOEIC®を勉強する場合、なにから始めたらいいの?

効率的な勉強法と少しのテクニックがあれば、独学でもスコアをアップさせることが可能です。

本記事では、スコアが劇的にアップするTOEIC®独学勉強法をご紹介します!

TOEIC®は独学でスコアアップできる?

結論から言うと、独学でもTOEIC®のスコアアップや高得点を狙うことは可能です。

スクールに通っても、独学でも、基本的に必要な勉強内容は同じです。

独学の場合は、先生やコーチがいないので、自己管理できるかどうかが鍵になってきます。

TOEIC®独学の5ステップ

これからTOEIC®の勉強を始める方のために、独学の5ステップをご紹介します。

①    目標のスコアを決める

まずは、TOEIC®の目標のスコアを決めます。

TOEIC®は990点満点の試験で、平均点は約600点です。まだ600点に達していない方は、600点を第一目標にしてみてはいかがでしょうか。

600点を超えている方は、IIBCが発表しているTOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表を参考に、目標スコアを設定してみてください。

レベルスコア評 価(ガイドライン)
A860Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speaker の域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
B730どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
C470日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
D220通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手が Non-Native に特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通をはかることができる。
Eコミュニケーションができるまでに至っていない。
単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。
出典:IIBC|TOEIC®スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表

②    受験する試験日を決める

TOEIC®を受験する試験日を決めます。

試験日を決めることで、逆算して勉強スケジュールを立てられます。

勉強してから申し込もうと思っていると、ずるずると先延ばしになってしまうので最初に決めてしまうことをおすすめします。

最新の試験日程は下記の通りです。

試験日申込期間
2024年9月14日(土)2024年7月12日(金) 10:00 ~ 2024年8月6日(火) 15:00
2024年9月29日(日)2024年7月26日(金) 10:00 ~ 2024年8月19日(月) 15:00 
2024年10月12日(土)2024年8月7日(水) 10:00 ~2024年9月2日(月) 15:00
2024年10月27日(日)2024年8月20日(火) 10:00 ~ 2024年9月13日(金) 15:00
2024年11月17日(日)2024年9月12日(木) 10:00 ~ 2024年10月7日(月) 15:00
2024年12月8日(日)2024年10月4日(金) 10:00 ~ 2024年10月29日(火) 15:00
2024年12月21日(土) 2024年10月15日(火) 10:00 ~ 2024年11月13日(水) 15:00

受験地によっては試験が開催されない日程がありますのでご注意ください。

IIBCの公式サイトの受験地別テスト日程で、確認することができます。

③    環境を整える

TOEIC®の勉強する上で、環境作りも大切です。特に、勉強時間を確保することは必要不可欠になります。

例えば、朝早く起きて勉強するのであれば、夜早く寝る、目覚まし時計をセットする。

夜に勉強するのであれば、残業しないように仕事を調整する、仕事帰りにカフェに寄って勉強するルーティーンを作るなど、工夫が必要です。

また、部屋を片付ける、スマホは別室に置いておくなど、勉強に集中できる環境を作ることも重要です。

④    勉強を継続する

TOEIC®のスコアアップは、一朝一夕にはいきません。

目標スコアを取るためには、勉強を継続することが一番大切です。そして、継続することが一番難しい点でもあります。

TOEIC®の勉強を継続するコツは、休んでも辞めないことです。

毎日勉強することが理想ですが、忙しかったり体調不良だったりして、勉強ができない日もあります。

そんなときにTOEIC®の勉強を辞めてしまうのではなく、次の日からまた再スタートすることが大切です。

継続さえできれば、いつかは目標に辿り着きます。

⑤    解いた問題は必ず復習する

TOEIC®の問題を解いた後に、必ず復習をしましょう。

正解か不正解かよりも、なぜその答えになるのかを理解することが重要です。

TOEIC®はマークシート式の4択問題なので、適当にマークしても当たることがあります。

正解だから良しとするのではなく、解説を見てしっかり理解するようにしましょう。

スコアが劇的にアップするTOEIC®独学勉強法

TOEIC®のスコアを劇的にアップさせる独学勉強法をご紹介します。

効率良く勉強をすることと、テクニックを覚えることで短期間でスコアアップを目指せます。

①    単語帳1冊覚える

TOEIC®のスコアアップをするためには、語彙力が不可欠です。

TOEIC®は、memorandum(社内文書)やrepresentative(担当者)など、ビジネスシーンで使われる馴染みのない単語が頻繁に登場します。

知らない単語が多ければ多いほど、文章の内容が把握できなくなります。

TOEIC®用の単語帳を1冊購入し、暗記しましょう。単語帳1冊完璧にするだけでも、解ける問題がかなり増えるはずです。

②    設問の先読みをする

リスニング、リーディングともに、設問は先読みをします。先読みとは、TOEIC®受験者がよく使うテクニックの1つで、先に設問を読むことです。

どんなことが問われるかを知った状態で、英語を聞くまたは読むので、答えを見つけやすくなります。

先読みの対象
  • リスニング Part3,4
  • リーディング Part7

リスニングは、問題の音声(会話アナウンスなど)が流れる前に、設問を読みます。

Directions(指示)が読み上げられている時間に、part3,4の設問をどんどん読み進めます。音声に追いつかれずに、いかに早く設問を読めるかどうかが勝負になります。

リーディングは、設問を読んでから文章を読みます。

リーディングは問題数が多く、長文を最初から最後まで全て読む時間はないので、文章の中から答えを探し出します。

先読みした設問に含まれる単語をヒントに、答えの場所を素早く見つけ出しましょう。

③    設問パターンを暗記する

TOEIC®の設問を暗記することで、先読みにかかる時間を大幅に短縮できます。

知らないとなかなか理解できないTOEIC®の設問パターンをご紹介します。今回ご紹介するものは全てリスニングセクションの設問になります。

most likely(おそらく)

most likelyは、TOEIC®に必ず出てくる表現と言っても過言ではありません。

most likelyはおそらくという意味ですが、maybeやprobabryよりも可能性が高い場合に使います。

「ほぼ確実に」「ほとんど間違いなく」というニュアンスを含みます。

例文
  • Who most likely is the speaker?
    (話し手はおそらく誰ですか。)
  • Where does the man most likely work?
    (その男性はおそらくどこで働いていますか。)

imply(ほのめかす、暗示する)

implyは、ほのめかす、暗示するという意味の動詞です。直接的に言わなくても、相手に何かを感じさせるというニュアンスがあります。

TOEIC®の設問ではimplyはwhen he says,~またはwhen she says,~と一緒に使われることが多く、「彼(彼女)が~と言ったのは何を意味していますか」と問われます。

~の部分には、実際の会話のセリフが入ります。

例文
  • What does the man imply when he says,”I can’t believe it”?
    (その男性が「信じられない」と言ったのは、何を意味していますか。)
  • What does the speaker imply when she says,”there is a lot of paper work to fill out”?
    (話し手が「記入する書類がたくさんある」と言ったのは、何を意味していますか。)

mention(述べる・言及する)

mentionは、述べる、言及する、話に出すという意味の動詞です。

具体的な話題や人、事柄について、直接言葉にして言う場合に使われます。

例文
  • What problem does the man mention?
    (その男性はどんな問題を述べていますか。)
  • What does the speaker mention about Kim Dae Kyun?
    (話し手はキムデキュンについてなんと述べていますか。)

be concerned about~(~について心配している)

be concerned about~は、~について心配しているという表現です。

何か懸念点がある、心配ごとがあるときに使われます。

例文
  • What is the man concerned about?
    (その男性は何を心配していますか。)
  • What does the woman say she is concerned about?
    (その女性は何を心配していると言っていますか。)

suggest(提案する・勧める)

suggestは、提案する、勧める、示唆するという意味の動詞です。何かを提案したり、ある考えや行動を勧めたりする場合に使います。

例文
  • What does the man suggest the woman do?
    (その男性は女性に何をするように勧めていますか。)
  • What does the woman suggest doing?
    (その女性は何をすることを提案していますか。)

take place(行われる)

take placeは、行われる、起こるという意味の表現です。予定された出来事やイベントが実際に起こる、開催されることを指します。

例文
  • What kind of event is taking place?
    (どのようなイベントが行われていますか。)
  • Where is the conversation most likely taking place?
    (会話はおそらくどこで行われていますか。)

④    Part5(短文穴埋め問題)は1問15秒で解く

Part7(長文読解)の時間を確保するために、Part5(短文穴埋め問題)は、1問15秒以内で解けるようにしましょう。

リーディングは時間との勝負です。多くの受験者が最後の問題までたどり着けず、時間切れになってしまいます。

短文穴埋め問題は、文法または単語の知識さえあれば解ける問題です。

裏を返せば、知識がなければどれだけ考えたところで答えは分からないということです。

分からない問題は考え込まず、適当な選択肢をマークし、どんどん次に進みましょう。

⑤    本番と同じ時間制限を設けて模試を解く

試験日までに必ず取り組んでほしいものが模試です。

本番同様に時間を計って、挑戦してみてください。実際に模試を解いてみると、想像以上に時間が足りないことに気づきます。

TOEIC®は、時間配分がスコアアップのためのポイントになります。

本番までに何度か模試を解き、時間配分を調整してみましょう。

独学は難しいと思ったらKIRIHARA Online Academy!

本記事では、スコアが劇的にアップするTOEIC®独学勉強法をご紹介しました。

しっかり自己管理ができる人であれば、独学でもTOEIC®のスコアアップは可能です。

しかし、独学は挫折しやすいのも事実です。先生や他の生徒などの人の目がないので、怠けてしまったり、自分に甘くなってしまいがちになります。

独学は難しいと感じる方は、ぜひKIRIHARA Online Academyにお任せください!

KIRIHARA Online Academyは英語学習者への教材開発を行ってきた桐原書店が開発したオンライン英語レッスンです。

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