英検対策

英検準2級 ライティングの書き方と対策|Eメールから意見論述テンプレートまで

「英検準2級のライティングで、Eメール問題の返事をどう書けばいいのか分からない」
「相手への2つの質問が思い浮かばない」
「意見論述(英作文)を50〜60語の短い語数でまとめるのが難しい」

英検準2級の一次試験において、合格へ大きく前進するために外せないパートがライティングです。現在、ライティングは「Eメール問題(大問5)」「意見論述(大問6)」の2題構成となっています。ライティング技能単体でCSEスコア全体の3分の1(600点満点)を占めるため、ここでの得点力が合格を左右します。

この記事では、現在の英検準2級ライティングにおける出題形式、時間切れを防ぐ時間配分、Eメールと意見論述それぞれの書き方テンプレート、そして2ヶ月で合格ラインに達するための効果的な勉強法について解説します。

1. 英検準2級ライティングの出題形式と配点

現在の英検準2級ライティングは、かつて行われたリニューアルを経て、以下の2つの英作文を記述する形式が標準となっています。

大問番号問題形式内容指定語数
大問5Eメール問題外国人の友人からのメールに対し、質問に答えて2つの質問をする返信文40〜50語
大問6意見論述トピックに対する自身の意見と理由を2つ書く50〜60語

採点基準は、両問題とも以下の4つの観点で評価されます。

  1. 内容: 与えられた課題や質問に対して適切に答えているか
  2. 構成: 英文の繋がりが論理的で、展開が分かりやすいか
  3. 語彙: 単語の重複を避け、場面に合った適切な言葉が使えているか
  4. 文法: 正確な英文法を用い、多様な文構造を使い分けられているか

Eメールもエッセイも、指定語数内に収めつつ、指示を満たす英文を書くことがハイスコアに繋がります。

2. Eメール問題(大問5)の書き方とテンプレート

Eメール問題(大問5)では、外国人の友人からのメールを読み、その返信を40〜50語で作成します。

満たすべき条件は以下の2点です。

  1. 相手のメールに含まれる質問に正しく答える
  2. 相手のメールのトピックに関連する「具体的な質問を2つ」書く

Eメールの基本手順

  1. 相手からの質問への回答をシンプルに書く
    例えば、What is your favorite hobby? と聞かれたら、My favorite hobby is reading books. のように、ダイレクトかつ正しい文法で答えます。
  2. 関連する質問を2つ作る
    質問を作る際は、疑問詞(What, Where, When, How など)を使うか、Do you〜? で問いかけるのが簡単です。
  • 例:How often do you play sports?(どれくらい頻繁にスポーツをしますか?)
  • 例:Where do you usually go on weekends?(週末はいつもどこに行きますか?)

Eメール返信用のテンプレート

Thank you for your email.
【相手の質問に対する回答(1〜2文)】
Also, I want to ask you two questions.
【質問1】
【質問2】
Your friend, [自分の名前]

※署名部分の「Your friend, [自分の名前]」は、通常は指定語数に含まれませんが、Eメールの基本フォーマットとして習慣づけておくと書きやすくなります。

3. 意見論述(大問6)の書き方とテンプレート

意見論述(大問6)は、提示されたトピック(例:学校生活や生活習慣など)に対し、賛成・反対の立場を決め、理由を2つ盛り込んで50〜60語で論じるエッセイ形式です。

語数が「50〜60語」と非常に少ないため、準1級や2級のような肉厚な説明ではなく、「結論 → 理由1 → 理由2 → 結び」をそれぞれ短くスッキリとまとめることが重要です。余計な話を付け加えると、すぐに語数制限を超えてしまいます。

意見論述のコンパクトテンプレート

1文目:導入(立場表明)

自分の立場(賛成・反対など)を明示します。

I agree with the idea that [トピックの内容]. I have two reasons.
(私は[トピックの内容]という考えに賛成です。理由は2つあります。)

2文目:理由1

1つ目の理由を書きます。

First, [1つ目の理由].

3文目:理由2

2つ目の理由を書きます。

Second, [2つ目の理由].

4文目:結論(まとめ)

Therefore, I think that [自分の立場].
(したがって、私は[自分の立場]だと思います。)

※もし4文で50語に満たない場合は、理由の後に「For example, …」などのごく短い補足を1文加えることで、語数を調整します。

4. 時間切れを防ぐライティングの時間配分

筆記試験(リーディング+ライティング)の試験時間は80分です。ライティングが2題になったことで、リーディングとのバランスが非常に重要になっています。

おすすめの時間配分モデルは以下の通りです。

  • リーディング(大問1〜4): 約45分
  • Eメール問題(大問5): 約15分
  • メールの読解:3分
  • 執筆:10分
  • 見直し(スペル・語数チェック):2分
  • 意見論述(大問6): 約20分
  • 構成案の整理:4分
  • 執筆:12分
  • 見直し(スペル・文法・語数チェック):4分

ライティング2題を合計35分以内で解き切ることで、リーディングの長文読解や見直しに十分な時間を残すことができます。f time during the actual exam.

5. 2ヶ月で合格ラインに届くライティング勉強法

ライティング力を2ヶ月で引き上げるためのステップを紹介します。

1〜2週目:中学校レベルの英文法とテンプレートの完全習得

準2級のライティングでは、高校レベルの難しい構文を使う必要はありません。中学校レベルの文法(特に3人称単数、過去形、疑問文の作り方)にミスがないことが大切です。まずはテンプレートを完璧に暗記しましょう。

3〜5週目:Eメールの「疑問文作成」とエッセイの「理由出し」練習

Eメール問題の最大の難所は「質問を2つ作る」点です。様々なテーマに対し、相手への質問をスムーズに作る練習をします。また、意見論述のために「なぜそう思うのか」という理由を英語にする練習を繰り返します。

6〜7週目:時間を測った本番形式の演習

Eメールと意見論述の2題を連続して35分で書き切る演習を行います。語数制限(Eメール40〜50語、意見論述50〜60語)にピタリと収める感覚を養いましょう。

8週目:頻出エラーのチェックと最終確認

これまでに自分で書いた英文を見直し、時制のミスや単数・複数の混同など、自分が間違えやすいポイントを重点的にチェックし、本番での見直しポイントを整理します。

6. 独学の限界と対策:添削と指導の重要性

ライティングは、一人で勉強していると「自分の書いた英文が本当に合っているのか」を判断しづらいという難点があります。

独学でのライティング対策における3つの落とし穴

  1. 文法・スペルミスの見落とし
    時制の不一致や名詞の複数形忘れなど、自分では正しく書いたつもりでも、プロの目から見ると減点対象になる細かいエラーが多く残してしまうことがあります。
  2. Eメールでの質問文が「不自然」になる
    直訳した日本語から質問文を作ると、英語として意味が通じない、あるいは文法的に誤った質問になってしまうケースが多々あります。
  3. 意見論述の論理が繋がっていない
    理由として挙げた文が、自分の立場(賛成・反対)のサポートになっていない「論理のズレ」には、自分自身ではなかなか気づけません。

確実な合格のためには、第三者、特にプロフェッショナルによる適切な「添削と指導」を受けることが最も効率的です。

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  3. 2ヶ月間の短期集中カリキュラム
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よくある質問(FAQ)

Q1. Eメール問題で、宛先や結びの言葉(Your friend, など)は語数に含まれますか?

原則として、本文(返信内容と相手への2つの質問)が指定語数(40〜50語)の対象となります。宛先(Dear …)や結びの言葉(Your friend, …)は語数カウントから除外されるのが一般的ですので、これらを除いた本文だけで40〜50語に収めるように意識しましょう。

Q2. 意見論述で、理由は難しくても社会的なことを書いたほうが評価されますか?

いいえ、その必要はありません。準2級で求められるのは、難しい語彙ではなく、文法的に正しく論理的な英文です。「私は健康に良いと思います」「お金が節約できます」といった、自分が使い慣れているシンプルな理由で構いません。難しいことを書こうとして文法ミスをするよりも、簡単な言葉で正確に書く方が高得点に繋がります。

Q3. Eメール問題で、相手への質問はどのようなことを聞けばいいですか?

相手のメールに書いてある「テーマ」に関連することであれば、何を聞いても問題ありません。例えば相手が「週末に犬の散歩に行った」と書いていれば、What is your dog's name?(犬の名前は何ですか?)や How often do you walk your dog?(どれくらい頻繁に犬の散歩に行きますか?)など、シンプルで作りやすい質問を2つ投げかけましょう。

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