英検対策

英検準2級 スピーキングで伸び悩む理由と対策

英検準2級のスピーキング(二次試験)は面接委員1名との約6分の個人面接で、合格基準はCSEスコア406点(600点満点)です。本記事では伸び悩みの理由と音読・イラスト・意見表明の型を整理し、学習計画の参考としてKIRIHARA Online Academyの二次試験対策コースもご紹介しています。

💬「一次は通ったのに、面接だけが怖くて手がつけられない……」
💬「イラストの人が何人かいると、英語が途中で止まる」
💬「Yesのあとが続かなくて、沈黙しそうで不安」

英検準2級のスピーキングは、約6分の面接です。短い時間のなかで、音読と質問5問が続きます。

わかります。筆記とは違い、「その場で話す」練習は一人だとやりにくいですよね。

大丈夫です。準2級の二次試験で伸び悩む人の多くは、英語力不足というより「型を知らないこと」が原因です。理由が分かれば、対策もはっきりします。

この記事では、合格ラインの目安、伸び悩む3つの理由、当日の流れ、設問別の答え方、音読を使った練習法までやさしく整理します。

1. 英検準2級スピーキングとは?試験の全体像

英検準2級の二次試験は、面接形式のスピーキングテストです。試験時間は約6分。面接委員1名(日本人またはネイティブスピーカー)と1対1で進めます。

日本英語検定協会は、準2級を高校中級程度のレベルとして位置づけています。日常生活に必要な英語を理解し、使用できる力が求められます。高校受験や推薦入試、進学後の英語力証明としても使われる級です。

二次試験の合格基準は、英検CSEスコアで406点(600点満点)です。割合にすると約68%が目安です。一次合格後でも二次で不合格になることがあるため、「一次が通ったから大丈夫」と油断しないことが大切です。

民間の解説では、素点33点満点のうちおおよそ19〜22点前後が合格目安とされることが多いです。ただし公式の素点換算表は公開されていません。目安として捉え、全体で大きく崩さないことを目標にしましょう。

公式サイトでは二次試験のサンプル問題(PDF)と「バーチャル二次試験」が公開されています。入室から退室までの流れを映像で確認できるので、本番前に一度見ておくと安心です。

2. 英検準2級スピーキングで伸び悩む3つの理由

理由1:音読を「速く読むこと」だと思っている

準2級の音読は、約50語のパッセージを読みます。黙読は約20秒です。ここで多いのが、「急いで読もうとして詰まる」パターンです。

速さより、意味のかたまりで区切り、はっきり読むことが大切です。音読はNo.1の内容理解にもつながります。焦って単語を並べるだけでは、伸び悩みやすいです。

理由2:イラスト説明で「だれか一人」しか言えない

No.2・No.3はイラスト問題です。No.2では人物の行動、No.3では状況や考えを説明します。人が複数いるのに、一人分だけ答えて終わるケースが多いです。

特にNo.2は、見えている人物の行動を現在進行形で言い切ることがポイントです。言い漏れがあると、情報量が足りず点が伸びにくくなります。

理由3:意見問題で沈黙してしまう

No.4・No.5は自分の意見を問う質問です。カードを裏返したあとなので、英文を見ながら答えられません。ここで「正しい答えを探して黙る」と、アティチュードも含めて不利になりやすいです。

求められているのは専門知識ではありません。「結論+短い理由」が伝われば大丈夫です。型がないまま本番に入ると、伸び悩みが続きやすいです。

3. 当日の流れ|入室から退室まで

英検準2級スピーキングは、おおむね次の順番で進みます。

  1. 入室し、面接カードを渡す
  2. 着席・氏名と級の確認、簡単なあいさつ
  3. 問題カードを受け取る
  4. パッセージを約20秒黙読する
  5. 約50語のパッセージを音読する
  6. Q&A No.1(パッセージの内容)
  7. Q&A No.2(イラストA:人物の行動)
  8. Q&A No.3(イラストB:人物の状況・考え)
  9. 問題カードを裏返す
  10. Q&A No.4(トピックに関連した意見)
  11. Q&A No.5(日常生活に関する意見)
  12. 問題カードを返却して退室

問題カードには、短い英文とイラストA・Bが印刷されています。話題は学校生活、趣味、買い物、健康、環境など、身近なテーマが多いです。

焦らなくてOKです。完璧な英語より、「止まらずに型どおり答えること」が合格につながります。

4. 設問別の対策|伸び悩みを解消する型

音読|ゆっくり・意味のかたまりで読む

意識したいポイントは次の3つです。

  1. 意味のかたまり(チャンク)で区切る
  2. 語尾まで落とさず、聞き取れる声で読む
  3. 詰まったら黙り込まず、少し戻って読み直す

黙読の20秒では、全文を訳し切ろうとしなくて大丈夫です。固有名詞や接続詞、話のテーマだけ押さえておきましょう。

No.1|パッセージの要点を文で返す

No.1は、音読した英文についての質問です。答えは本文の中にあります。

答え方の型:

  • Because ...(なぜなら〜)
  • By -ing ...(〜することによって)

単語だけ並べるより、短い文で返す方が安定します。音読のときに「何についての話か」「so や by doing so はあるか」を意識しておくと答えやすくなります。

No.2|人物の行動を現在進行形で言い切る

No.2は、イラストAの人物が何をしているかを説明します。基本の型はこれです。

A man is reading a book.
A woman is talking on the phone.
Two boys are playing soccer.

ポイントは次の3つです。

  1. 見える人物をできるだけ全員言う
  2. 現在進行形(is / are -ing)を使う
  3. 主語の単複(a man / two women)を間違えない

「できるだけ多く」と言われることもあるので、1文で終わらせず、2〜3文は出すつもりで練習しましょう。

No.3|状況と「考え」をつなげて説明する

No.3は、イラストBの人物の状況を説明します。吹き出しがあることが多く、「行動+考え」をセットで言うと安定します。

型の例:

A girl is looking at the menu because she wants to order lunch.
A boy is holding an umbrella. He is thinking that it might rain.

because でつなぐか、2文に分けるか、どちらでも構いません。吹き出しの内容を無視しないことが大切です。

No.4・No.5|結論→理由(必要なら具体例)

No.4はカードの話題に関連した意見、No.5は日常生活の意見です。型は共通です。

  1. 結論(Yes / No)
  2. 理由を1つ
  3. 余裕があれば具体例を1つ

例:

Yes. I think so. Exercising after school is good for health. For example, I feel refreshed after playing basketball.

沈黙がいちばんもったいないです。完璧な理由が思い浮かばなくても、まず結論を言いましょう。

5. アティチュードで落とさないために

準2級スピーキングでは、アティチュード(態度・姿勢)も評価対象です。難しい表現より、コミュニケーションしようとする姿勢が見られます。

意識したいのは次の5つです。

  1. 入退室のあいさつをはっきり言う
  2. 面接委員の目を見て話す
  3. 聞き取れる声量で話す
  4. 沈黙しすぎない
  5. 聞き取れなければ自然に聞き返す

つなぎ表現の例:

  • Well,
  • Let me see.
  • I think ...

聞き返しの例:

  • Could you say that again, please?
  • Pardon?

一度聞き返したら、分かった範囲で答えましょう。同じ聞き返しを何度も続けると不利になりやすいです。

6. 音読で「口が動く英語」をつくる

準2級には音読パートがあります。それでも、日常の音読トレーニングは音読以外にも効きます。

理由はシンプルです。頭で分かっている英文でも、口が慣れていないと本番で出てこないからです。イラスト説明の現在進行形も、意見表明の短い文も、音読で口を動かしておくと出しやすくなります。

おすすめの手順は次のとおりです。

  1. 公式サンプルや過去問のパッセージを意味確認する
  2. ゆっくり音読し、意味のかたまりで区切る
  3. No.2用に「A man is -ing.」の文を10本つくり、音読する
  4. No.3用に「行動+because+考え」を音読する
  5. スマホで録音し、止まりやすい箇所を直す
  6. 入室から退室までを通しで再現する

1日15〜20分でも続けられます。KIRIHARA Online Academyでも、単なるテクニック暗記ではなく、音読を通じた英語力の底上げを重視しています。独学の段階から取り入れておくと、模擬面接の効果も高まります。

7. 2ヶ月で仕上げるスピーキング学習プラン

二次まで時間がある場合も、ない場合もあります。目安として、2ヶ月の短期集中プランを示します。

1〜2週目:形式理解と音読の土台

  • 公式サンプルとバーチャル二次試験で流れを把握する
  • パッセージ音読を毎日1本(録音つき)
  • Yes / No+理由の型を10トピック分つくる

3〜4週目:No.2・No.3を重点強化

  • イラストを見て、現在進行形で人物を言い切る練習
  • 吹き出しを使った「行動+考え」の練習
  • 言い漏れがないか録音でチェック

5〜6週目:No.1・No.4・No.5を安定させる

  • 音読後すぐNo.1を自分で作問して答える
  • 身近なテーマへの即答練習(結論→理由)
  • つなぎ表現と聞き返しをセットで口慣らし

7〜8週目:通しの模擬面接

  • 入室から退室までを本番どおりに再現する
  • 家族や友人に面接官役をお願いする、またはオンラインで模擬面接を受ける
  • 新しい表現を増やしすぎず、安定して話せる型を固める

忙しい中学生・高校生でも、短い時間の積み重ねで十分に間に合います。大切なのは「頭の中で答える」で終わらせず、毎回声に出すことです。

一次試験の語彙・読解・英作文と並行したい方は、準2級の一次試験対策コースもあわせて確認すると、4技能のバランスを整えやすいです。

一人だと不安なときは、模擬面接の場をつくる

型は分かってきたのに、本番想定で話すと止まってしまう。そんなときは一人で抱え込まなくて大丈夫です。KIRIHARA Online Academyでは、英検準2級の二次試験(面接)に特化した対策も行っています。日本人講師がフィードバックしながら伴走するので、無料体験で一度相談してみるのもおすすめですよ。

よくある質問(FAQ)

Q1. 英検準2級スピーキングの合格点は何点ですか?
A. 二次試験は英検CSEスコアで判定され、合格基準は406点(600点満点)です。素点の公式換算は公開されていませんが、音読・イラスト説明・意見表明を大きく崩さないことが重要です。

Q2. No.2で人物を言い切れません。どうすればよいですか?
A. 「左から順に言う」「手前から言う」など順番を決めて練習しましょう。基本は現在進行形の短い文です。1人で終わらせず、見える人をできるだけ言い切る練習が効きます。

Q3. No.3の吹き出しはどう答えればよいですか?
A. 「行動+考え」をセットにすると安定します。She is looking at ... because she wants to ... のように、because でつなぐ型を持っておくと答えやすくなります。

Q4. 意見が思いつかないときは、沈黙した方がよいですか?
A. 沈黙は避けた方がよいです。Well,Let me see. で間をつくり、まずYes / Noを述べてから短い理由を1つ言いましょう。

Q5. 独学だけでも合格できますか?
A. 形式理解・音読・録音・タイマー練習を続ければ、独学でも十分に戦えます。一方で、イラストの言い漏れやアティチュードは自分では気づきにくいです。本番前に一度、第三者のフィードバックがあると安心です。

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型を知っても、本番で口が動くかは別問題です。独学で録音を続けていると、「これで本当に大丈夫?」と不安になることもありますよね。

KIRIHARA Online Academyが英検準2級スピーキング対策に選ばれる3つの理由:

1. 桐原書店のメソッドで「話せる型」を定着
55年以上英語教材を開発してきた桐原書店のノウハウを活かし、音読・イラスト説明・意見表明に必要な表現を無駄なく学べます。

2. 日本人講師によるマンツーマンの面接フィードバック
「どこで止まったか」「人物の言い漏れはないか」を日本語で丁寧に解説。二次試験特有の不安に寄り添いながら修正できます。

3. 2ヶ月間の短期集中プログラム
だらだら続けず、試験日から逆算した2ヶ月カリキュラムで仕上げます。宿題と学習管理があるので、忙しい方でもペースを維持しやすいです。

「一次は通った。あとは話す練習だけなのに、一人だと続かない」。そんな方でも、合格までしっかり伴走します。

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