英検対策

高校生の英検受験のメリットは?【大学入試にかなり有利!】

英検は小学生から社会人まで幅広い年齢層に受けられているテストですが、近年高校生の間で英検の人気が高まっているのはご存じでしょうか。

英検が大学入試に有利になるって聞いたけど具体的にどういうこと?
大学受験以外にも高校生が英検を取得するメリットってあるの?

そんな高校生の英検に関する疑問にお答えします。

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高校生が英検を取得するメリット

英語力が向上する

英検は4技能(Reading、Listening、Writing、Speaking)の総合的な英語力が求められる試験ですので、バランスよく英語力を伸ばすことができます。

現在急速なグローバル化が進んでおり日本人も英語を必要とする場面が増えてきました。

留学する、外国人相手に仕事をする、配偶者の海外転勤に同行するなど将来的に英語が必要になる可能性は誰にでもあります。

英語力はなくて困ることはたくさんありますが、あって困ることはありません。

若くて吸収力のある高校生のうちに英語力をつけることをおすすめします。

また、英検を取得しておくことで英語の基礎が身につくのでTOEICなどの他の英語資格にも挑戦しやすくなります。

英検を大学入試に利用できる

大学進学を考えている高校生にとって一番のメリットはこれではないでしょうか。

近年、英検利用入試ができる大学が急速に増えています。

英検利用入試とは?

入試の試験当日に英語の試験を受けるのではなく、事前に取っておいた英検の級やスコアを利用して出願する入試方法

英検利用入試の方法としては主に下記の3つのパターンがあります。

英検利用入試のパターン
  1. 出願資格
    一般入試とは別枠で、大学が求める英検の級やスコアを満たすと出願できる
  2. 得点換算/試験免除
    出願時に英検の級やスコアを大学に提出することで、入試当日の試験の点数として利用することができるまたは英語の試験が免除される
  3. 加点
    出願時に英検の級やスコアを大学に提出することで、入試当日の試験の点数に加点される

1つ目の出願資格は大学の求める英検の級やスコアを持っていないと出願することができないものになります。

一般入試とは別で英検利用の枠を確保してあります。

2つ目は得点換算と試験免除です。

英検の級やスコアを入試の点数として利用できるまたは英語の試験が免除になります。

英語の受験勉強をしなくて良くなりますので、他の教科に勉強時間を充てることができます。

3つ目の加点はその名の通り、英検を持っていると入試当日の試験の点数に加点がつきます。

英検を持っている人には非常に有利な制度です。

大学入試の試験は本番一発勝負なのに対して英検は高校三年間で何度もチャレンジできます。

事前に英検を取得しておくことで大学の選択肢が大幅に広がります。

これは高校生にとってとても大きなメリットではないでしょうか。

英検を持っていると大学入試で圧倒的に有利になる!

英検利用入試がある大学一例

英検利用入試を導入している大学は数えきれないほどたくさんあります。

その中でごく一部ですがどのような大学があるのかをご紹介します。

2022年度入試の情報です。最新の情報は各大学のホームページ等でご確認ください。

大学名学部(学科)条件試験方法
上智大学文学部(国文学科)英検2級以上公募制推薦
法政大学社会学部英検2級以上一般
青山学院大学国際政治経済学部準1級以上一般
立教大学文学部英検を得点換算一般
立命館大学国際関係学部(国際関係学科)英検2級以上AO
関西大学外国語学部英検2級かつCSE2100以上AO

英検を取得することで受けられる大学の数が増えます。

その他の大学についても日本英語検定協会のホームページで検索することができます。

希望する大学で英検利用入試が導入されているかどうか是非確認してください。

日本英語検定協会 英検・TEAP・IELTS 活用校検索

また、指定校推薦で大学進学を狙っている場合も英検が必要になる場合があります。

出願条件に英検が設けられている大学も少なくないからです。

将来の選択肢を広げるのに英検は一役買ってくれます。

受験勉強に役に立つ

英検の勉強は受験勉強にも役に立ちます。

特に多くの受験生が後回しにしてしまいがちなリスニングの対策が英検の勉強を通してできることは大きなメリットではないでしょうか。

本格的に受験勉強がスタートしてからリスニング対策をするのと、それまでに英検の勉強をしていて英語のリスニングに慣れているのでは雲泥の差があります。

リスニング能力というのは一朝一夕には身につきませんので英検を取得している人が優位になります。

また入試で自由英作文が出題される大学が数多くあります。

自由英作文とはテーマに沿って0から英語の文章を書くものです。

これには英検で培ったライティングの基礎知識が大いに役に立ちます。

大学入学後に単位認定される

英検の級やCSEスコアを単位認定してくれる大学もあります。

例えば、お茶の水女子大学では英検準1級で4単位、国士舘大学では準2級以上で1単位がもらえます。

英検を利用して単位が得ることでその分履修する科目が減ります。

その浮いた時間を自分の好きなことに充てられ有意義な大学生活を送れるのではないでしょうか。

履歴書に永久的に書くことができる

英検には有効期限がありません。一生ものの資格です。

そのため高校時代に取得した英検は永久的に履歴書に書くことができます。

大人になると就職活動や転職活動など履歴書を書く機会が増えます。

一度取得してしまえばずっと資格欄に英検〇級と書けることは大きなメリットです。

ちなみに一般的に履歴書に書くのは英検2級以上と言われています。

英検2級を取得することで高校卒業程度の英語力を身につけている証明になります。

高校生は英検何級を目指したらいい?

最低でも2級、できる限り準1級を目指しましょう。

なぜなら大学入試で利用できる条件のほとんどが英検2級以上だからです。

英検準1級を取得していると挑戦できる大学の範囲がぐっと広がります。

高校生が目指すは準1級!

2級と準1級の間には大きなレベルの差があり、準1級になるとかなり難しくなりますので容易に取得できるものではありません。

高校3年生になると本格的な受験勉強がスタートし、それで手一杯になってしまう人が多いので時間に余裕のある高校1、2年生のうちに英検準1級の取得を目指すことをおすすめします。

英検の各級のレベル
1級
大学上級
準1級大学中級
2級高校卒業
準2級高校中級
3級中学卒業
4級中学中級
5級中学初級

高校生の英検対策はKIRIHARA Online Academyにお任せ!

本記事では高校生の英検受験のメリットについて解説しました。

大学進学を考えている高校生にとって英検は価値の高い資格の1つではないでしょうか。

大学入試に英検を利用したいと考えている方も多いと思います。

また、英検は履歴書に永久的に記載できる点でも取得しておいて損はありません。

しかし学校の勉強もしながら独学で英検の勉強も同時並行で進めていくのは大変ですよね。

特に英検のライティングとスピーキングはフィードバックをしてくれる人が必要です。

KIRIHARA Online Academyでは英検対策に特化した短期集中講座をご提供しています。

講座は2ヶ月間で完了します。

本格的な受験勉強が始める前に短期間で英検取得を目指しましょう。

レッスンは全てオンラインで受講していただけますので通学の必要はありません。

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