Part6やPart7で出題される長文読解問題のスコアが伸びず、お悩みの方はいませんか?
英文を速く読むことができなくて、問題の解答に時間がかかり、最後のPart7の問題は塗り絵になってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、TOEIC®L&Rテストの長文読解問題が苦手な方に向けて、速読力を強化できる学習法を解説します。
後半では、TOEIC®L&Rテスト対策に特化した短期集中型コースや、本コースのカリキュラムに含まれている勉強法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
TOEIC®L&Rテスト受験者の多くの悩みは問題を解ききれないこと
ここでは、最後まで解き終えることができない問題や、解ききることを目指すために必要なスキルなどについて解説します。
上級者でも全ての問題を解ききるのは難しい
TOEIC®L&Rテストを受験するにあたって、「最後まで問題を解ききること」を目標の一つとして掲げている方も多いのではないでしょうか。
なかなかスムーズに問題を解いていくことができず、Part7の問題は適当に塗りつぶして終わることがほとんど、といった方も多いでしょう。
筆者は800点以上のスコアを取得したことがありますが、全問を解き終えたことはほとんどありません。
なんと900点以上のスコアを持つ上級者でも、最後の問題にまでたどり着かないことがあるそう。
そのため、初級者や中級者が最後まで解き切れないのは、ある意味仕方がないのかもしれません。
英文を速く読むスキルの向上が重要
とはいえ、スコアアップを目指すなら、なるべく多くの問題を時間内で解く力、問題をスピーディーに解答していく力を身につける必要があります。
そのためには、英文を速く読むスキルを向上させなければなりません。
WPM150のスピードで読めるようになる必要がある
WPMという言葉をご存知でしょうか。
WPMとは、1分間で読むことができる単語数のことで、英語を読む速度を表す指標です。
たとえば200単語を1分間で読める場合、200WPMとなります。
WPMは単語数÷秒数×60秒で測定することが可能です。
なお、TOEIC®L&Rテストを最後の問題まで解答するには、WPM150を目指す必要があると言われています。
英文を速く読むには、語彙力の強化や文法ルールの理解が必要です。
また、多読も速読力を養える学習法の一つ。
多読については後ほど詳しく解説いたします。
TOEIC®L&Rテストで出題される長文問題の特徴は?
ここでは、TOEIC®L&Rテストの長文問題であるPart6とPart7で、よく出題される問題について解説します。
Part6によく出る問題
Part 6は長文穴埋め問題です。
頻出問題を表にまとめましたので、参考にしてみてください。
語彙問題(Part 5で出題されるような問題) | 約6問 |
センテンス問題(文を選択する問題) | 約4問 |
文法問題(Part 5で出題されるような問題) | 約3問 |
時制問題(過去形、現在形、未来形など) | 約2問 |
つなぎ言葉問題(文脈を理解した上で接続詞などを選ぶ) | 約1問 |
Part6で高得点を目指す場合、長文をほぼすべて読んで答える必要があります。
なお、Part6を攻略するには長文読解力、速読力のほか文法力も必要とされます。
文法が苦手な方、効率的な勉強法を知りたい方は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。
Part7によく出る問題
Part7には、以下の3種類の問題が出題されます。
- シングルパッセージ:1つの文書を読み2~4の設問を解く
- ダブルパッセージ:2つの文書を読み5つの設問を解く
- トリプルパッセージ:3つの文書を読み5つの設問を解く
シングルパッセージと比べると、やはりダブルパッセージやトリプルパッセージの問題の方が難しいです。
本番までに公式問題集を繰り返し解き、問題慣れしておきましょう。
また、Part7の問題を解く際は、冒頭には概要や目的が記載され、次に具体的な内容が書かれるといった文書の流れを知っておくと、文章をスムーズに読んでいけます。
件名、タイトル、宛先、箇条書きなど、文章を読む際のチェックポイントも把握しておくと良いでしょう。
長文を速く読むためにおすすめなのが多読学習
先ほどもお伝えしましたが、長文をスピーディーに読む力をつけていくために、おすすめなのが多読です。
英語をたくさん読むことで、徐々に英語を英語のまま理解できる力が養われます。
頭の中で日本語に訳することなく、英語のまま理解できれば、当然ですがより速く英文を読めるようになります。
なお、多読トレーニングをする際は、英文の内容を全て理解できなくてもOKです。
英文を読むことに慣れることを目的にすると良いでしょう。
多読は速読力を養えるほか、英語をそのまま理解できる力が鍛えられることから、リスニング力の向上につながります。
さらに、たくさんの単語、熟語、フレーズ、文法事項を繰り返し目にするので、速読力を鍛えていく際に必要な語彙力や文法力も強化されるなど、多読学習にはさまざまなメリットがあります。
KIRIHARA Online Academyで取り入れられている学習法をご紹介
KIRIHARA Online Academyでは、日本人講師がオンラインレッスンを担当するTOEIC®L&Rテスト対策コースをご用意しています。
ここでは、本コースのカリキュラムに組み込まれている学習法をご紹介します。
Free Reading Speed Testを使った多読学習で英文に慣れる
KIRIHARA Online AcademyのTOEIC®L&Rテスト突破コースでは、Free Reading Speed Testのサイトを活用し、多読トレーニングを行っていきます。
Free Reading Speed Testのサイトでは、読みたい分野やレベルを自分で選ぶことが可能。
選択した英文を読み、問題に答えます。
最後にはWPMも表示されるので、自分の読む速度をチェックすることが可能です。
なお、本コースの730点突破コースでは、「習うより慣れる!」ことを目的とし、講座期間中に3万語以上を読むことを目指して、多読学習を行います。
自分一人でコツコツと、日々英文を読んでいくことは難しいと思いますが、講師と共に対策を進めれば、独学よりもモチベーションを保ちやすいです。
コース期間中にたくさん英文を読み、英文理解度や処理スピードを高めていけるでしょう。
まずは、Part6、Part7の基礎から学べる書き込みドリルで学習
本コースでは、Next Stageなどの人気英語教科書や参考書などを出版する、桐原書店刊行の教材を使用するのですが、まずは基礎固めができる書き込みドリルを活用した学習からスタート。
書き込みドリルは、本コースの監修者であり、大学や企業研修などでTOEIC®講師として活躍し、多数の著書を持つ早川幸治先生が手掛けた教材です。
通常の問題集と異なり、練習問題やテスト形式の問題が解けるページに加え、基本事項が学べるページで構成されています。
そのため、初心者の方でも使いやすいのがメリット。
もっと基本事項への理解を深める必要のある、中級者の方にもおすすめの教材と言えます。
書き込みドリルには、Part6とPart7の出題パターン、問題を解く際のポイント、文章内で注目すべき箇所などについても記載されており、長文読解の基礎固めができます。
公式問題集を活用し応用問題にもチャレンジ
書き込みドリルで基礎知識を身につけたら、公式問題集を活用して応用問題を解いていきます。
公式問題集を使うことで、本番レベルの問題に慣れることができ、実践力も養うことが可能です。
このように、本コースでは基礎から応用までしっかりと学習していくので、初級レベルの方だけでなく、中級レベルの方にも満足いただけるコースとなっています。
また、解説を読んでもよく分からないとき、不明点や疑問があるときは、オンラインレッスンにて講師に質問ができます。
質問に対して日本語で詳しく説明してもらえるため、独学での対策よりも理解を深められるでしょう。
なお、公式問題集の活用法については、以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
長文の速読力を鍛えたい方は、短期集中型TOEIC®講座を受講してみてください
Part7の最後の問題まで解き切るためには、速読力を強化する必要があります。
日々英文を読み、大量の英語に触れることで速読力が鍛えられますので、WPM150を目指して多読トレーニングを行いましょう。
しかし、先ほどのお伝えしましたが、独学で日々コツコツと対策をしていくことは、難しいと思う方が多いと思います。
自宅での学習がはかどらず、困っている方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、ぜひKIRIHARA Online Academyのご利用を検討してみてください。
前述したとおり、KIRIHARA Online AcademyではTOEIC®L&Rテスト対策に特化したコースを受講いただけます。
カリキュラムには多読学習などの効果的な学習法が組み込まれており、速読力を養っていくことが可能。
また、短期集中型のコースなので、長期的に勉強し続けるのではなく、短期間で集中的に対策を行って目標を達成したい方に特におすすめです。
日本人講師によるオンラインレッスンを受講しながら対策を進めるため、学習意欲が高まりやすいのもメリット。
ハイスコアを保有する日本人講師から、講師自身がハイスコアを獲得するに至った効率的な勉強法も伝授してもらえますよ。
なお、KIRIHARA Online Academyでは無料体験レッスンを実施していますので、気になる方はぜひお気軽に体験レッスンを受講してみてください。
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