TOEIC®L&Rテスト対策をしている方のなかには、単語学習が苦手な方も多いでしょう。
単語を覚えてもすぐに忘れてしまう方や、記憶力がなくて困っている方もいるのではないでしょうか。
実はKIRIHARA Online Academyでは、効率的に単語を覚えられる学習方法をご案内しています。
今回は、KIRIHARA Online AcademyのTOEIC®L&Rテスト突破コースにて取り入れられている、「ドライアイス式」の単語学習をご紹介します。
ドライアイス式の単語学習は、コース監修者で人気TOEIC®講師の早川幸治先生が薦める勉強法のこと。
この記事にて詳しく解説させていただきます！
単語学習はドライアイス式で覚えよう
暑い日にアイスが溶けないようにするには、どうすれば良いでしょうか？
アイスの周りにドライアイスをいくつか置くと、当然ですが、アイスが溶けにくくなります。
アイスの周りにドライアイスを置いて、アイスを溶けにくくするように、覚えた単語を忘れにくくする学び方があるのです。
これをドライアイス式と呼びます。
そもそも単語を覚えられないのは、記憶力の悪さが原因ではありません。
脳は忘れてしまうものなのです。
アイスの周囲に複数のドライアイスを置くように、単語学習の際は関連するさまざまな情報を一緒に覚えて、忘れにくい仕組みを作ることが大切です。
たとえば、単語を学習する際「日本語訳」と一緒に覚えますが、「日本語訳」のほかにも「知っている単語」と組み合わせたり、「フレーズ」で覚えたりすると良いでしょう。
また、「英文」の中や、「ジャンル」も一緒に覚える、「文脈」を通して覚えるなどすれば、「日本語訳」だけで覚えるよりも、単語を思い出しやすくなります。
ここからは、ドライアイス式で単語を覚える方法を詳しく解説していきます。
音声化して覚える
私たちはいろいろな人の名前を覚えていますが、なぜ人の名前を覚えることができるのでしょうか。
それは、繰り返し音声化して覚えるからです。
何度も声に出して名前を呼ぶと、その名前をインプットしやすくなります。
「あの人の名前をなかなか覚えられない…」なんてことがある際は、その方の名前を呼ぶよう意識することで、覚えられるようになるでしょう。
人の名前を声に出して繰り返し呼ぶことで、名前を覚えるように、単語学習の際もただ目で単語を見て覚えるのではなく、何度も声に出して音読してみてください。
音声と反復を組み合わせること、つまり、単語を音読しながら繰り返し学べば、記憶に残りやすくなります。
セットで使われる単語と一緒に覚える
日本語と同様に英語でも、単語は特定の単語とセットで使われます。
たとえば、日本語の「ぐっすり」という言葉の後には、どんな言葉が続くでしょう？
また、「ばったり」という言葉の後には、どんな動詞が入りますか？
「ぐっすり」は「眠る」や「寝る」という単語とセットで使われ、「ばったり」は「倒れる」や「会う」という言葉と共に使われますよね。
私たちは「ぐっすり眠る」「ばったり倒れる」といった形で、フレーズ（コロケーション）で覚えているので、「ぐっすり」や「ばったり」の後に続く単語が何であるのかが分かります。
英単語を覚える際も同様に、セットで使用される単語も一緒に覚える、フレーズで覚えることでインプットしやすくなるのです。
たとえば、”strict（厳しい）”という単語を学ぶ際、”strict rules（厳しい規則）”といった形で” rule”とセットで覚えます。
そうすれば、”strict”の日本語の意味を忘れても、”strict rule”を思い出すことができれば、”strict”の意味を思い出せる可能性があるのです。
文脈から単語を思い出す
文脈を通して単語の意味を思い出したり、推測したりすることができます。
突然ですが、みなさんは”pheasant”の意味を知っていますか？
たとえこの単語の意味を知らなくても、”monkey””dog”と一緒に使われている場合、ある物語を思い出せば、”pheasant”の意味が推測できます。
サルと犬と同様に”pheasant”も動物です。
そしてサルと犬といえば、そう『桃太郎』。
『桃太郎』の話を思い出せば、”pheasant”が「キジ」であることが推定できますよね。
”pheasant”が「キジ」だと分かるのは、『桃太郎』のストーリーを覚えているからです。
このように、文脈から未知の単語を推測したり、忘れていた単語の意味を思い出したりすることができます。
したがって単語を学ぶ際は、単語帳の例文や長文中で覚えると良いでしょう。
ジャンルで覚える
単語のジャンルも覚えましょう。
そうすることで、単語の意味を忘れてしまっても、単語のジャンルを思い出せれば、意味を推定できます。
たとえば、”tuition”を覚える際は「授業料」という意味だけでなく、学校に関する単語であることを覚えましょう。
”physician”を覚えるときは「医師」という意味のほか、医療関連の単語であることをセットで覚えます。
上記のように、単語のジャンルも頭に入れておくことで、単語の意味を思い出せなくても、”tuition”は学校、”physician”は医療に関する意味だと推測できるからです。
同義表現や類似表現で覚える
同義表現や類似表現を一緒にインプットしておくことで、思い出しやすい仕掛けとなります。
たとえば、”physician”を覚える際は、同じ意味の”doctor”を、”further（さらに）”という言葉を学ぶときは、”more”をセットで覚えましょう。
physician = doctor
further = more
がしっかりインプットされていれば、”physician”や”further”の日本語の意味を忘れても、セットで学んだ同義語から意味を思い出せます。
なお、同義表現や類似表現のほか、派生語、反意語も単語を覚える際に役立ちます。
KIRIHARA Online Academyの講座で行う単語学習方法は？
ここまでは、ドライアイス式の単語学習方法について解説してきました。
KIRIHARA Online Academyの「TOEIC®L&Rテスト突破コース」では、このドライアイス式を意識した教材やカリキュラムでTOEIC®L&Rテスト対策を行います。
ここでは、本コースにおける単語学習方法をご紹介します。
Database TOEIC®を使い、TOEIC®L&Rテストによく出る単語を学習
TOEIC®L&Rテスト突破コースでは、Database TOEIC®L&Rテスト最強 単語＆フレーズ（以下、Database TOEIC®と呼ぶ）を使って単語学習を行います。
Database TOEIC®は、学んだ単語を忘れにくくさせるための仕掛けが満載の教材。
厳選された単語・フレーズが2000も収録されているので、TOEIC®L&Rテストに特化した、試験に出やすい単語の学習ができます。
レベル別に語句が収録されているため、目指すスコアに応じた学習が可能です。
また、ジャンル別に学べるので、単語の意味を推測しやすくなります。
Database TOEIC®にはその他、同義表現、類似表現といった関連語句も網羅されています。
このように、Database TOEIC®は、先ほどご紹介したドライアイス式の学習法ができる1冊なのです。
Database TOEIC®については、以下の記事で詳しく取り上げています。
書き込みドリルで何度も出会う
書き込みドリルは、Database TOEIC®と同じ著者であり、コース監修の早川先生が手掛けた教材。
シリーズ累計40万部、高校、大学、語学学校などでの採択のべ数570校以上を誇ります。
先ほどご紹介したDatabase TOEIC®とこの書き込みドリルを組み合わせて単語を学ぶと、さらに効果的。
なぜなら、Database TOEIC®で学習した単語が、書き込みドリルでも散りばめられているからです。
英文や文脈で単語に触れることができます。
書き込みドリルについては、以下の記事にて詳しくご紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
音読することでさらに記憶に定着
KIRIHARA Online Academyでは音読学習に力を入れています。
オンラインレッスンでは講師と一緒に、リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングといった音読トレーニングを取り入れた学習を行います。
また、Database TOEIC®や書き込みドリルは音声付きの教材です。
自宅学習の際は、これらの教材を音読教材として活用できます。
繰り返し反復し音読することで、しっかりと単語を記憶に定着させていきます。
なお、音読は単語学習にだけ役立つ学習法ではありません。
文法力、速読力、リスニング力、スピーキング力など、総合的な英語力が鍛えられる勉強法でもあります。
音読を活用したTOEIC®L&Rテスト対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
KIRIHARA Online Academyで単語学習も効率的に！
KIRIHARA Online AcademyのTOEIC®L&Rテスト突破コースは、2か月間の短期集中カリキュラムです。
就職活動をしている方や昇進を目標としている方などで、集中的に勉強してすぐに結果を出したい方に特におすすめのコースとなっています。
本コースのオンラインレッスンを担当するのは、日本語人講師です。
日本語で質問ができ、文法ルールなど日本語の説明がある方が分かりやすい箇所は、日本語で丁寧に解説してもらえるので、初心者でも安心。
先ほどご紹介した、Database TOEIC®や書き込みドリルといった桐原書店の教材をフル活用し、目標スコアを獲得できる力を身につけていきます。
公式問題集を使った応用演習もあるので、730点を目指す中級者の方も、ぜひ受講を検討してみてください。
なお、KIRIHARA Online Academyでは無料体験レッスンを実施しています。
日本人講師によるTOEIC®L&Rテストに特化したオンライン講座に興味のある方は、ぜひお気軽に体験レッスン受けてみてください。
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