皆さん、こんにちは。
KIRIHARA Online Academyコース監修の早川幸治(@jay_toeic)です。
TOEIC受験者の中には、
「目の前の問題に悩み過ぎて、時間を浪費してしまう」
「時間が足りなくなりテストの最後まで辿り着けない」
「解けない問題が続くと心が折れてしまう」
など、受験時の自分のペースが作れない方は少なくありません。
悩めるTOEIC学習者が試験本番で本来の力を発揮できるよう、『TOEICテスト受験心得10か条』をまとめました。
普段の学習や試験本番の前に以下の10か条を(心で)唱えることより、集中力を高め冷静さを維持することができます。
ぜひブックマークして何度でも確認してくださいね。
TOEICテスト受験心得10か条 早川幸治(Jay)
今できることが当日できれば結果は出る。
練習でできることが本番でできれば、本来のスコアが出ます。
そのためにも、練習は本番と同じように、本番は練習と同じように取り組むことで緊張しすぎずに実力を発揮しやすくなります。
テストでは実力を超える難しい問題も出題されますが、「できないこと」より「できること」に目を向けてください!
練習中の努力は報われる。テスト中の努力は報われない。
健康診断中に健康状態が良くなることはないように、テスト中に力が伸びることはありません。
あくまで、健康診断当日までの生活習慣が数値に表れるように、テスト当日までに伸ばしてきた力を出すのがテストです。
テスト中に「少しできるようになってる!」を感じるために練習中の努力にフォーカスしてください。
逆にテスト中に努力をしようとすると、普段できることができなくなる恐れがあります。
Part 5/6で悩むな。それは時間の浪費だ。
Part 5(短文穴埋め問題)は単語力と文法力を測っているパートです。
また、Part 6(長文穴埋め問題)は文脈を読み取ったうえで、空欄に入るものを選ぶパートで、16問中12問が単語力や文法力を問うものです。(4問は文脈に合う文を選ぶ問題)です。
いずれにしても、「知識」が問われているため、ポイントは「知っている」か「知らないか」です。
知っていればすぐに解けますし、知らなければ悩んでも解けません。
特にPart 5で悩むのは時間の浪費になり、Part 7(読解問題)に使える時間を削ることになってしまうことに注意してください。
リーディング(75分)の時間配分でスコアが変わる。
TOEICのリーディングセクションは、時間制限が厳しいため、時間切れになってしまう受験者も少なくありません。
そのため、練習の時から時間配分を身につけておくことがスコアアップには必要です。
リーディングセクション(75分)の時間配分の目安としては、Part 5とPart 6で20分、Part 7で55分です。
Part 7に時間を投資せよ。
Part 7(読解問題)は読めれば解けるという一方で、読む時間を確保できなければ、実力があっても正解することができません。
知識を問うPart 5に時間をかけすぎてしまい、Part 7に時間を確保できないという方も少なくありません。
Part 5やPart 6でわからない問題に直面したら、適当にマークすることで、Part 7に時間を投資することをオススメします。
重要なのは難問が解けたかではない。何問解けたかだ。
TOEICは難しい問題に正解したからといって、配点が高いわけではありません。
あくまで、採点基準は「正解数」です。
解けた問題の難易度にかかわらず、「60問正解より、61問正解の方がスコアが高くなる」というシンプルな基準です。
テスト当日は、1問でも多く正解することを意識してください。
解けない問題は仕方ない。解ける問題は落とすな。
TOEICは1つのテストで10点から990点を振り分けるため、易しい問題から難しい問題まで様々なレベルの問題が出題されます。
今の実力を超えるレベルの問題も出題されますが、これらは解けなくても大丈夫です。
大切なのは、難しい問題に悩みすぎないこと、そして実力で解ける問題は確実に正解すること、です。
1つの難問より、2つの易問を重視せよ。
TOEICのスコアは、問題の難易度ではなく正解数に基づいて決まります。
そのため、難しい問題に1問正解するよりも、易しい問題に2問正解したほうがスコアは高く出ます。
テスト中は、悩んでも解けない問題に時間をかけず、悩まずに解ける問題を優先することが大切です。
Part 3/4/7の内容は問題解決か情報提供だ。
リスニングにおいてもリーディングにおいても、いわゆる「長文のパート」の内容を大きく分けると、たったの2つ。
それが「問題解決」と「情報提供」です。
TOEICの内容はビジネスや日常におけるコミュニケーションです。
よって、何か問題が起こった場合には「解決のためのコミュニケーション」が必要ですし、何かを伝える必要がある場合には「情報提供のためのコミュニケーション」が必要です。
そのため、Part 3(会話問題)、Part 4(説明文問題)、Part 7(読解問題)の内容は全て、2つのうちのどちらかです。
なお、空欄に入る語句や文を選ぶPart 6(長文穴埋め問題)においても、話の内容自体は「問題解決」か「情報提供」です。
Part 3/4の話の展開にパターンあり。
Part 3(会話問題)とPart 4(説明文問題)には、話の展開にパターンがあります。
それは、冒頭で目的や概要がわかり、徐々に具体的な内容へと入っていきます。
たとえば、Part 3の冒頭で「在庫がない」という話から始まった場合、入荷したり、在庫がある別の店を教えたりと、商品が手に入る方向へと進むことが多くあります。
また、Part 4の留守番電話においては、「名乗る」ことから始まり、「電話の目的」を伝え、その後「詳細情報」へと入り、最後に「締め」として「折り返しの電話を依頼する」というのが一般的です。
普段の学習を通して、話の展開に慣れることで、Part 3もPart 4も聞きやすくなります。
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