「TOEIC®L&Rテスト対策をしているものの、なかなかスコアが伸びず、独学に限界を感じている…」とお悩みの方はいませんか?
会社でスコア730点を求められている、といった理由で受験しているのなら、なんとしてでも取得したいですよね。
そんななか、どれだけ勉強してもスコアが伸びない状態が続けば、モチベーションも下がってしまいます。
また、TOEIC®L&Rテストを受験すべきか迷っている方や、どう勉強すれば良いか分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、TOEIC®L&Rテスト730点のレベル感や取得するためのポイント、おすすめの勉強方法や教材などについてお伝えします。
最短で730点突破を狙える学習方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
なお、学習方法を知りたい方は、目次から見たい項目をクリックしてくださいね。
また、KIRIHARA Online AcademyではTOEIC学習を本気で取り組みたい方へ、TOEIC満点の実績を持つ、早川幸治(JAY)先生のオリジナル学習動画も公開。
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本記事ではTOEIC Listening & Reading TestをTOEICと記載しています。
TOEIC®L&Rテスト 730点が取れたらできること
日常会話で問題なくコミュニケーションができるのが、TOEIC 730点のレベルだといわれています。
自分の思っていることを英語で伝えられたり、英語で話されたことを、正確に聞き取れたりすることができます。
また、英語を使った仕事にも取り組めるレベルです。
英検など他のテストに換算
英検やTOEFLなど他のテストに換算したときのレベルをご紹介します。
文部科学省の「英語の資格・検定試験に関する基礎資料」によると、英検2級はTOEIC 550点以上、英検準1級は785点以上。
つまり、TOEIC 730は準1級程度のレベルであることが分かります。
現在、英検2級を保有している方は、TOEIC 730点を目指せる英語力があるといえるでしょう。
TOEFL IBTならだいたい60点、IELTSなら5.0~5.5に相当します。(※1)
※1参考元:文部科学省「英語の資格・検定試験に関する基礎資料」
TOEIC®L&Rテスト 730点を突破するために必要な勉強時間
一体、何時間勉強すればTOEIC 730点が取れるのか、気になりますよね。
730点を突破するために必要な勉強時間は、今の英語レベルにより異なります。
ビジネス英語研修カリキュラムの開発などに携わるプロリンガの情報によると、
TOEIC 300点の人がTOEIC 730点を取るために必要な勉強時間は約900時間、TOEIC 600点の人は約300時間の勉強が必要とのこと。(※2)
しっかり集中して学習に取り組める方や、他のことで気が散りやすく、あまり集中して対策ができない方もいますので、上記はあくまで目安として認識してください。
※2参考元:プロリンガ「TOEIC情報」
TOEIC®L&Rテスト 730点を取得するメリット
ここでは、TOEIC 730点を取得するメリットをお伝えします。
転職の際に有利
海外出張があるような仕事、英語を使った専門的な業務など、英語スキルが必要とされる職業に就くには、TOEIC 730点が基準となっている場合があります。
外資系企業に転職する際は、最低でもTOEIC 730点が必要といわれています。
インバウンド、客室乗務員、グランドスタッフなどの仕事は、600点以上が必要とされる場合が多いので、730点を取得しておけばアピールポイントになるでしょう。
このように、英語を使う仕事をしたい方は特に、TOEIC 730点以上を獲得しておけば、転職を有利に進められます。
昇進に役立つ
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が実施した、英語活用実態調査によると、係長や課長などの役職への昇進の際、約40%の企業がTOEICのスコアを考慮していると回答しています。(※3)
また、海外での事業活動を行う商社や英語を使う職種の場合、昇進の際にTOEIC 700~730点以上を求められるケースもあります。
このように、TOEIC 730点を取得すれば昇進の際にも役立つのです。
※3 参考元:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「昇進・昇格の要件」
学生は大学入試や就活で使える
学生にとっても、TOEIC 730点を獲得しておくことにはメリットがあります。
TOEICは大学への進学の際に活用でき、学校によっては英語試験の免除や合否判定の基準、推薦入試の出願要件などに使えます。
また前述したとおり、TOEICは社会人になっても役立ちます。
高校生の頃からTOEIC 730点を目指して定期的に受験すれば、テスト形式に慣れてハイスコアを獲得しやすくなるでしょう。
なお、社会人と同様に、学生の新卒採用の際もTOEICのスコアが必要となる場合があります。
ハイスコアを取得しておけば、強みとしてアピールできるでしょう。
就活の自己PRでアピールできることがなく困っている方は、TOEIC 730点の取得を目標としてみてはいかがでしょうか。
TOEIC®L&Rテストで730点を取るための3つのポイント
ここでは、TOEIC 730点獲得に向けて、押さえておくべきポイントをお伝えします。
集中してテスト対策をする
短期間で目標スコアを獲得すべく、集中的に対策をするのがポイント。
実は、TOEICは短期間での対策でも十分スコアを伸ばせる試験なのです。
また、昇進、転職、進学などでTOEIC 730点取得を目指す場合、長期に渡って勉強をすれば、モチベーションが下がって挫折しやすくなるため、短期での対策がおすすめ。
「2カ月間集中的に対策する!」といったことを決めて取り組めば、2カ月間頑張るだけなのでモチベーションを保ちやすく、集中して学習しやすいメリットがあります。
なお、短期間でTOEIC対策をする場合は、確実に結果を出すために、自分に合う効率的な勉強法で対策を行うことが大事です。
取れる問題を落とさない
TOEICには、比較的簡単に解ける問題から難しい問題まで出題されますが、スコアは正解数に基づいて決められます。
つまり、簡単な問題を60問正解した場合と、難易度の高い問題を60問正解した場合では、スコアが同じなのです。
TOEICでは、このような仕組みでスコアが決められているため、確実に正解できる基本問題を落とさないようにするのも、大切なポイントとなります。
問題を解くスピードを上げる
「時間が足りず、残った多くの問題を適当にマークして終わってしまった…」なんてことにならないよう、問題を解くスピードを上げることも重要です。
対策として、公式問題集を解いて問題慣れし、各パートの出題パターンを覚えておくと良いでしょう。
また、TOEICに頻出の単語・熟語を覚えたり、音読や多読で速読力を養ったりすることで、問題を解くスピードを上げていくことができます。
TOEIC®L&Rテストで730点を取るための6つの学習法
ここからは、730点を取るための学習法を6つご紹介します。
ぜひ日々のTOEIC対策に取り入れてみてください!
自分の現在地と強み、弱みを認識する
自分の今の実力と、強み・弱みを認識しておくことが大事。
その際役立つのが、模擬テストが収録されている公式問題集です。
本番同様に、時間を計って問題を解いてみましょう。
換算表を使うことで、現時点でのおおよそのスコアが分かります。
また、自分の得意なパートと苦手なパートも把握できます。
TOEIC®L&Rテストの問題形式に慣れる
TOEICでは毎回同じパターンで問題が出題されます。
したがって、公式問題集やTOEICの教材などを使って繰り返し問題を解き、問題形式に慣れておく必要があります。
この際、パート別対策も行いましょう。
Part1~Part7のそれぞれのパートでは、解き方のコツなど押さえておくべきポイントがあるのです。
各パートの解き方のコツやおすすめの勉強法については、以下の記事で確認してみてください。
TOEIC®L&Rテストに出てくる単語を覚える
なるべく多くの単語をインプットしておけば、スムーズに解答していけます。
単語を覚える際は、TOEICに頻出する単語やフレーズが網羅された教材を使うと良いです。
単語がレベル別に分類されている単語帳を使えば、効率的に単語をインプットできるでしょう。
また、アプリを使うのもおすすめです。
教材を使った勉強だけでは、モチベーションの維持が難しくなることがありますので、ゲーム感覚で取り組めるアプリでの学習も組み合わせてみてください。
なお、KIRIHARA Online Academyおすすめの単語の覚え方として、こちらの記事も参考にしてみてください!
TOEIC®L&Rテストに必要な文法知識を理解する
Part5、Part6の問題の傾向を掴むことが大切です。
現在完了形、受動態、関係代名詞などに関する問題が出されますが、自分が苦手とする文法知識を改めて認識し、克服を目指しましょう。
Part5とPart6の対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
なお文法学習をする際は、まずは文法の基礎知識を身につけておく必要があります。
既にそこそこの英語力があり、600点台が取れている方なら、基礎からじっくり学ばなくても良いです。
しかし、英語の基礎力がまだ身についておらず、あまり点が取れない方、Part5やPart6などで出題される文法問題が苦手な方は、文法の基礎から学習しましょう。
その際文法の基礎が学べ、詳しい解説が掲載されている教材を使ってみてください。
このように、英語を上達させるポイントは、基礎を大切にすることなので、学んだ内容があまり理解できていないまま、どんどん先に進まないように注意しましょう。
音読によりリスニング力、および情報処理力を高める
音読は英語力を総合的に鍛えられる学習法です。
そのため、TOEIC対策をする際にぜひ取り入れてみてください。
具体的には問題集を解いた後に、付属の音声を使って音読トレーニングを行います。
Part1~Part4の問題で使われている英文を音読教材として活用することで、リスニング力が鍛えられます。
また、音読トレーニングをすれば長文を読むスピードも上がるので、総合的なスキルアップにつながります。
音読学習のメリットやトレーニング方法についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
多読により速読力を強化
教材などを活用して、長文をたくさん読むトレーニングも取り入れてみてください。
多読トレーニングを行うことで、英語を日本語に訳さずそのまま理解できるようになり、英文を読むことにも慣れるため、速読力が強化されるのです。
目安として、WPM150のスピードで英文を読むことを目標にすると良いでしょう。
多読学習のやり方については、以下の記事でご紹介しています。
長文を読むのが遅く、多くの問題を残して時間切れになるのが課題の方、長文問題が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
TOEIC®L&Rテスト 730点突破を目指す方におすすめの教材
730点達成に向けてぜひ使っていただきたい、おすすめの教材をご紹介します!
まずは公式問題集
先ほどお伝えしたとおり、公式問題集は今の自分の力や得意・苦手なパートを把握するのに役立つほか、本番に近い問題を何度も解くことで、問題に慣れることができます。
さらに本番直前に解けば、リハーサルとしても活用することが可能。
公式問題集の詳しい活用法を知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。
なお2023年1月現在、公式問題集は1~9まで出版されており、9が最新です。
最近のTOEICは難化傾向にあるので、過去の1や2などを使うよりも、最新の9や8を使用して対策をするのがおすすめです。
TOEIC®L&Rテストに特化した教材
TOEIC対策の際は、「TOEIC(R) L&R テスト 書き込みドリル【スコア650 全パート標準編】」(以下、「書き込みドリル 650」と呼ぶ)を使って学習するのがおすすめです。
ネクステージなど人気教材を手掛ける桐原書店から出版されており、シリーズ累計40万部の実績を誇り、高校、大学、語学学校、企業などで採択されてきた教材です。
問題だけでなく、基礎知識が学べるページもあることから、基礎力を定着させることができます。
上述したとおり、スコアは正解数に基づいて決められるため、基礎的な問題を落とさないことが重要。
「書き込みドリル 650」を使えば、取れる問題を落とさない対策ができます。
さらに、パートごとにまとめて情報や問題が掲載されているので、パート別対策がしやすいのも本教材の長所です。
「書き込みドリル 650」で基礎知識を確実に習得した後に、応用力をつけるべく公式問題集を活用すると良いでしょう。
TOEIC®L&Rテストに特化した単語帳
TOEIC®L&Rテストに特化した単語帳としておすすめなのが、「Database TOEIC®L&Rテスト最強 単語&フレーズ」(以下、「Database TOEIC®」と呼ぶ)です。
こちらも、桐原書店が刊行する教材です。
レベル別となっており、目標スコアに応じて覚えるべき単語がまとめられています。
また、同義表現、類似表現、派生語なども掲載されていることから、効率的な単語学習が可能。
TOEICに頻出、かつビジネスや日常会話においてよく使われる単語が網羅されています。
学習した語句を忘れにくくさせるための仕掛けが満載の単語帳なので、単語・熟語を覚えるのが苦手な方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょう。
Database TOEIC®については、以下の記事で詳しく解説していますので、ご興味のある方は以下の記事もチェックしてみてください。
文法知識を身につけるために
書き込みドリルのPart5、Part6の解説を読んだり、公式問題集を解いたりした際に、しっかりと理解できていない文法事項が見つかると思います。
そのとき使えるのが、文法項目について詳しく書かれている文法書「FACTBOOK」です。
「FACTBOOK」を使用する際は、最初から最後まで全て熟読していくのではなく、問題を解いた際に把握した苦手な項目のみをチェックする、といった形で活用してみてください。
音読教材
前述したとおり、音読学習はリスニング力やリーディング力アップに役立つほか、単語や文法事項を自然にインプットできるなど、非常に効果的な学習法として知られています。
そんな音読の教材として、上記の書き込みドリルや公式問題集を活用することが可能。
音声付きで英文が記載されている単語帳のDatabase TOEIC®も、音読教材として使えます。
問題集を解いて、答え合わせをして終わりでは、なかなか力がつきません。
使用する教材は問題を解くだけでなく、仕上げに音読教材としても活用してトレーニングをしましょう。
教材をフル活用して英語力を伸ばし、目標スコアの獲得を目指してくださいね。
多読教材
多読教材としておすすめなのが、Free Reading Speed Testです。
このサイトは、ウェブで自分が選択した長文を表示し、テストできる仕組みとなっています。
英語の文章を読んで問題を解いた後に、WPMも算出されます。
Free Reading Speed Testを使って長文の多読トレーニングをし、速読力や長文読解力を養って処理スピードを高めましょう。
短期間で継続してテスト勉強ができる環境を構築する
上述したとおり、短期間で集中的にTOEIC®L&Rテスト対策をすると、モチベーションを維持して勉強できるなどのメリットがあります。
そのため、テスト対策に特化した学習を短期間行ってみると良いでしょう。
やらざるを得ない状況を作るなどし、継続して勉強するための環境を整えてみてください。
また、以下の方法で他人を巻き込むのも良いでしょう。
- SNSを使って学習仲間を見つける
- 短期間でもスクールに通う、もしくは講座を受講する
学習仲間を見つける場合、まずはTwitterで英語学習者とつながってみましょう。
同じ目標に向かって勉強している仲間がいると、モチベーションを高め合えたり、心の支えになったりします。
「本格的にTOEIC対策をしたい!」と思っている方は、講座の受講を検討してみてください。
スクールに通うよりも、忙しいビジネスマンでもスキマ時間を使って受講しやすい、オンラインレッスンがおすすめです。
KIRIHARA Online Academyが提供するTOEIC対策コースでは、TOEIC 900点以上のスコアを持つ日本人講師がコーチとして参加。
疑問や不明点を質問することができ、効率的な勉強法や学習計画を立てる際のアドバイスももらえます。
さらに、1講座が30,000円と安価なので、始めやすいのもメリットです。
なんとしても730点を取りたい方は?
TOEIC 730点は、日常会話や英語を使った仕事ができるレベルで、英検に換算すると準1級程度であることが分かりました。
TOEIC 730点が取れると、転職や昇進、進学の際にも役立つなど、さまざまなメリットがあります。
730点を目指す際は、取れる問題を落とさないようにし、問題をスピーディーに解く力を身につけるのがポイント。
また、短期集中的に対策ができる環境も整えましょう。
ご紹介した教材を使って単語力、文法力、リーディング力などを強化し、パート別対策や音読トレーニングも取り入れて、スコアアップを目指しましょう。
なお、自分一人で対策を頑張っても、なかなかTOEIC 730点を達成できずに困っている方は、KIRIHARA Online Academyの「TOEIC® L&R テスト730点突破コース」のご利用も検討してみてください。
たった2ヶ月の短期集中講座なので、すぐに結果を出したい方におすすめです。
無料体験レッスンを行っていますので、気になる方はお気軽に体験レッスンを受けてみてください。
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